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そうだよね-,奥さんが不機嫌な理由はわからないし,ダンナの不満もわからない.うう,身につまされる.
そういえば,ダンナの不倫を疑っていたけれど,ひと言アドバイス.ダンナは奥さんが思うほどもてません.
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非常にリアルな子あり共働き夫婦の話。
主人公の多香美は部下もいる正社員で保育園児2人子育て中の女性。
仕事もデキル女性なので、しっかり者で、日々の些細なモヤモヤ感情などに囚われすぎないように努力している姿が印象的だった。
内心はもちろんイライラモヤモヤしてるんだけど感情に走らず、頭が良く理性的に行動する。
作中に出てくる他の女性たちも、夫の部下くるみ以外は主人公に似た、しっかりした女性が多い。
主人公の夫は良くも悪くも余り深く考えない、人当たりも良く明るいけど細かいところまで気遣いする事はできない人。多香美のバックに入っている本のタイトルなんて考え及びもしないんだろうなぁ。
私自身は、主人公より夫(自分の感情の方が優先)やくるみに似た所(空気読めない)があるので、主人公を尊敬しつつもくるみの話ももっと読みたかった!
ただでさえ父親の方が子育てや家事の必要性を自覚
しないことが多いのに、母親がここまでしっかりしちゃってると女性の負担がハンパないな…
夫の事を「大きい長男」と例える人が一定数いるけどこんな感じのもう少しだらしない感じかなと。
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こういう日常が日本には溢れているんだろうな、と哀しくも可笑しく。
でも夫婦間では笑い話にはならない。
互いにわかってくれない、では気持ちがわかるはずもなく(−_−;)
一方は自力離婚を考え、一方は結婚記念日の贈り物を考える歪さ。
話しなさいよ‼️ 会話が絶対的に足りないと突っ込んでいた私です。
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多香美のターンでは夫・秀介の言動・行動にイライラ・ムカムカ...。秀介のターンで明かされるその時の背景をきっちり描くことでバランスが取れている。没交渉が生み出す負のスパイラル。もっとちゃんと話せば、と思うが、その時はそんな余裕ないんだよね...。感謝の言葉はちゃんと伝えよう。
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テンポが良くて読みやすく、1時間くらいでサクッと読めました。
よくツイッターなどで見るワーママさんのつぶやきがそのまま小説になった感じ。
夫や家族の話が多いけど、タイトルにもあるように女の特性というかそういうのがよく見える小説だなと思いました。
基本的に主人公である妻目線で書かれていて、他の登場人物の気持ちや考えは主人公の憶測なので、主人公の一人相撲を見ている感じでした。
ママ友、昔からの友達、部下の社員、アルバイトなど色んな女性が出てきて、主人公は勝手に尊敬したり応援したりするけど、心の奥では、こうなりたくないって思っていそう。そして周りからもそう思われていそう。女ってそういうとこあるよねって共感しました。
というより、本当は他人に興味がないのかな。自分が一番大変で、自分が頑張っていて、認めてもらいたいのかな。それも女っぽいですよね。
自分で自分を認めてもっと肩の力を抜けば楽になるんじゃないかなと思いつつ、私はこうなりたくないなと思いました。
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こちら軽い読み心地で面白かったです。
あっという間に読んじゃいました。
家事育児に非協力的な夫にイライラ!
主人公に自分を重ねて読んでました。
ワーキングママの気持ちを代弁してる作品。
『魔法の言葉さしすせそ』
結構ハードル高そう…。
魔法にならない自分なりの色んな“さしすせそ”には笑ってしまった。
夫視点の短編「あいうえおかの夫」もあり、読後はちょっと和やかな気分になりました。
でも家での態度は改めて欲しい!
垣谷美雨さんの作品は表題にインパクトがあって、楽しく学べる人生の教科書みたいで好きですが、椰月さんの作品も鋭い視点で他作品が気になります♪
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共働き夫婦の両方の視点から子育て仕事、家事の実態をリアルに描いた物語!
子供がふたりいると、こんなに大変なのかーと読んでいて目が回りそうだった!!
妻の視点から読むと、夫にイライラして仕方なかったが、夫の視点から読むと、男の人の方が配偶者に情があり、意外と記念日を大切にするのかなという印象を受けた。
それにしても、息子が体調崩した時の夫の発言は酷すぎたW(`0`)W
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米澤多香実と夫 秀介、子供は杏里莉と颯太.多香実は管理職で多忙の中で家庭の仕事も当然ある.秀介はやや仕事オンリーで多香実の不満も表面化している.母子家庭の美帆との会話や千恵とのやりとりも貴重な時間だ.子供の病気や会社でのトラブルもあるが順調に推移しているが、千恵の離婚は意外な話だ.若い家庭の問題を楽しく展開していると感じた.
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特別似ているわけではないのに、この旦那が嫌悪感の塊でしょうがなかった。根幹が似ているんだと思う。でもたぶん蓋開けてみれば相手の考えてることなんてこんなもんなんだろうな、深く考えるだけ無駄だなって参考にはなった。
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同じワーママということで、感情移入して読んでしまった。
まず夫がありえない。家事はしない、育児も大してしないくせに自分がすべきことには文句ばかり。
読んでるだけでだいぶストレスが溜まった。笑
さしすせそ…さすが、知らなかった、すごい、センスいい、そうなんだ。ずいぶん前にモテるワードとして世の中に出た気がするけど、夫婦間でも有効な使い方をしたら良い関係が築けるのかも。でもそれを容易く使えないのが夫婦というものでもある。
ちっちゃいことでイライラするし不満も溜まるし、持ち上げてばっかいられないよねー。
夫側の話も読んで、男の人というのは本当に何も考えてないんだなーと実感。
妻側が色々溜め込んでも伝わるはずがないし、きつい言い方をしても逆効果だということがよくわかった。やっぱり上手に褒めながら関係を築いて行くのが1番なのね…
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途中で、以前読んだことに気づいた。まだ結婚する前だったかな?親が借りていたのを読んだ記憶。
主人公と同じ立場になって(子供の年齢は違うけど)わかるわかるわかるーー!!と思う箇所ばかり。夫のこととか職場のこととか。
インスタにはイクメン、キラキラママが溢れているけど、現実はやっぱりこっちだよねと少し安心。
それにしても夫ってどうやったら期待通りの動きをしてくれるんだろ。
妻目線と夫目線の二部構成で、後半で夫は浮気なんてしていなかったということがわかるけど、妻はそんなこと知らないのですれ違ったままの2人。
妻にこっそり感謝する夫と、離婚準備くらいしといてもいいかなと考えている妻。切ない。
結婚記念日にサプライズでネックレスをプレゼントしてくれるなんて素敵!と思ったけど、日々あんな感じだと、そんなことされても挽回できないのかな。ネックレスは無事渡せたのか、オチが気になる。
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共働き夫婦の子育ての妻目線、夫目線のそれぞれの物語。
子どもが保育園の頃は毎日が戦いで、常に効率しか考えていなかった自分を思い出して、妻目線の物語の中では共感でしかなかった。
イクメンなんて、この世の中にいるの?って思って生活していたあの頃、夫目線の物語を読んで、はたして共感するところはあっただろうか。
どちらにしても、お互いに話し合うことがあれば、少しの溝も簡単に埋まることがあるんだと思った。
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Kindle Unlimited
まぁ普通に読める作品。可もなく不可もなく。
多香実は贅沢だと思う。
旦那さんに不満がある奥さんって、結婚した時は好きだったよね?と思って不思議で仕方ない。
不満があるならきちんと話をするべきだと思うので…。
実際この物語の場合も、旦那様は問題意識がないだけだったし…。
すごい細かいつっこみすると、企画系の仕事なんてパソコン打つのはおまけ、仕事は風呂掃除しながら頭の中でするものだと思う。今は特にきっと在宅になって、残業や子どもの送り迎えでなんであんなにカリカリしてたんだろう、ってなってるはず。
椰月作品を読むのは2作目。
「伶也と」はとても面白かった。
この作品も読めたので、表現力や文章は上手な作家さんだと思う。もっと深いテーマの作品を書けるようになったらよいかも。まだまだ期待してます。
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え!これで終わりなの!?とびっくり。
結局夫婦ってわかりあえないのか。という現実を見せられた感じ。救いなし。ワーママはよんだらあかん。
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子育てしながら共働きをしている妻。
夫の協力を望んでいるが、なかなか思うような協力は得られない。
仕事で疲れているのはお互い様なのだけれど、夫の意識は低い。
子育て・家事についての責任感が、女性と比べるととても低いのだ。
自分がしなければ妻がやってくれると思うのだろう。
妻の視点から書かれた物語の後、夫の視点から書かれた章があって、夫婦の考え方の差が興味深かった。