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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/22
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/317p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-112156-6
読割 50
紙の本
あわのまにまに
著者 吉川 トリコ (著)
“好きな人とずっといっしょにいるために”、あのとき、あの人は何をした? 10年刻みでさかのぼりながら明かされる、ある家族の軌跡。逆クロニクル・サスペンス。『小説野性時代』...
あわのまにまに
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商品説明
“好きな人とずっといっしょにいるために”、あのとき、あの人は何をした? 10年刻みでさかのぼりながら明かされる、ある家族の軌跡。逆クロニクル・サスペンス。『小説野性時代』連載を加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
どれだけの秘密が、この家族には眠っているんだろう――
「好きな人とずっといっしょにいるために」、あのとき、あの人は何をした?
2029年から1979年まで10年刻みでさかのぼりながら明かされる、ある家族たちをとりまく真実。
2029年、韓国からきた兄の家出、おばあちゃんのお通夜で通常運転のママ。2019年、クルーズ船で一緒になった夫婦と年若の青年。2009年、クリスマスの夜のダイヤの指輪、1999年、ノストラダムス後も終わらない世界で「ママは、パパが死ぬのを待ってたんじゃないか」と言った幼なじみ。1989年、親友からその亭主の死を知らせる電話。1979年、おなかの中の三ヶ月になる命。
生き方、愛、家族をめぐる、「ふつう」が揺らぐ逆クロニクル・サスペンス。
〈世相をえぐり取る全6章〉
1 二〇二九年のごみ屋敷
2 二〇一九年のクルーズ船
3 二〇〇九年のロシアンルーレット
4 一九九九年の海の家
5 一九八九年のお葬式
6 一九七九年の子どもたち【商品解説】
目次
- 〈ある家族たちの軌跡をたどる全6章〉
- 1 二〇二九年のごみ屋敷
- ――二十三歳上の兄は、十八歳のとき日本国籍を選んで韓国からやってきた。おばあちゃんのお通夜でも、ママは通常通り。うすうす気づいていた。うちの家族はふつうとはちがう。
- 2 二〇一九年のクルーズ船
- ――クルーズ船で一緒になった、私たちの子どもと言っていいぐらいの年齢の夫婦。新婚旅行だというのに、さらにもうひとまわりもふたまわりも年若の青年が同行していた。
- 3 二〇〇九年のロシアンルーレット
- ――うちのおねえちゃんは変わってる。クリスマスの夜遅くに帰ってきて、ダイヤモンドの指輪を餃子で包んで食べようとするぐらい。そして私もおねえちゃんも、ママの掌の上で踊らされている。
著者紹介
吉川 トリコ
- 略歴
- 〈吉川トリコ〉静岡県浜松市生まれ。「ねむりひめ」で「女による女のためのR−18文学賞」第3回大賞および読者賞、「余命一年、男をかう」で島清恋愛文学賞を受賞。
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