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紙の本
暴虎の牙 下 (角川文庫 「孤狼の血」シリーズ)
著者 柚月裕子 (著)
マル暴刑事・大上は、呉寅会と五十子会の一触即発の危機を食い止め、沖は収監される。時は移り、平成の世。逮捕直前に裏切った人物に報復を誓い、沖は娑婆に戻るが、かつて大上の薫陶...
暴虎の牙 下 (角川文庫 「孤狼の血」シリーズ)
暴虎の牙 下
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商品説明
マル暴刑事・大上は、呉寅会と五十子会の一触即発の危機を食い止め、沖は収監される。時は移り、平成の世。逮捕直前に裏切った人物に報復を誓い、沖は娑婆に戻るが、かつて大上の薫陶を受けた刑事・日岡が動き出し…。〔2020年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
広島呉原最大の暴力団・五十子会と、愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦との一触即発の危機に、マル暴刑事・大上章吾は間一髪で食い止めることに成功、沖は収監されることに。時は移り平成の世、逮捕直前に裏切った人物に報復を誓い沖はシャバに戻るが、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡秀一が沖の暴走を止めるべく動き出す。果たして沖の運命は? 最強の警察小説「孤狼の血」シリーズ完結編!解説・白石和彌(映画『孤狼の血』監督)【商品解説】
著者紹介
柚月裕子
- 略歴
- 1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を受賞。16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞を受賞。丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、今もっとも注目されるミステリ作家の一人。他の著書に『最後の証人』『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』『蟻の菜園‐アントガーデン‐』『パレートの誤算』『朽ちないサクラ』『ウツボカズラの甘い息』『あしたの君へ』『慈雨』『盤上の向日葵』などがある。
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人間の野望
2023/07/30 02:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひとみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半はガミさんと沖視点でのお話し。
ガミさんはガミさんの欲望で自分の周りをうごかし、自分ののぞみを叶えようとするが、沖が刑務所に入っている間に死んでしまう。
沖は刑務所に入っている20年間の間に仲間を作り、20年前に自分を裏切った相手を懸命に模索する。
一方、刑事として大きくなった日岡登場!
ガミさんの意思を継いで刑務所から出た沖をマークするが、沖が犯罪を犯してしまい、翻弄される。日岡には日岡なりの正義を貫こうとする。
日岡と一之瀬が仲良くしてて、もうー。なんだよ〜!この間柄すき!!!國光と日岡が兄弟になったおかげで、日岡と一之瀬もまわりまわって兄弟になってるし〜!よき!!!
最後のエピローグは、あ〜。そっか〜。そっちいったかー。でしたが、彼には彼なりの沖に対する思いや情勢を鑑みたうえでの判断だったんだよね?と、思いつつも、沖を止められない自分の状況が苦しくて、もう終わりにしよう。という彼は彼で自己満足では?と、思ったり。
いろんな自己満足が交差する巻でした。
このシリーズおもしろかったかたな〜。
ヤクザの師弟関係、上下関係、所属は…とかを把握するのなかなかですが、キャラクターが個々に魅力的で最高です。
おもしろエンターテインメント!ぜひ。
紙の本
暴虎の牙 下
2023/04/20 20:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大上刑事が死んで日岡に継承される虎狼の血シリーズの総集編のような作品でした。虎狼の血シリーズはすべて読んでいるので広島暴力団の昔からの繋がりが良くわかりました。最後の沖が殺されて終わる場面もノスタルジーを感じる作品になっていると思いました。
紙の本
3人の魅力的なヤクザ
2023/04/15 04:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻では、日岡が登場。でも最後まで読み進めても、出番は控えめ。もっと日岡と沖が対峙するところを見たかったと思いました。ということで、この物語の主人公は、日岡ではなく、沖、三島、元の3人のヤクザ。柚月さんの描くヤクザは、相変わらず悪いけど魅力的。最後、読み進めていくに従って、結論はなんとなく、こうなるかなあと思いつつも、だんだんと切なくなってくるストーリーでした。
紙の本
裏切り
2023/02/07 11:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
呉寅会の沖虎彦が暴力団組長の襲撃事件を企てる。しかし、その寸前で計画が警察に漏れ大上に逮捕される。刑務所にいる間、沖は誰が情報を漏らしたのか気になっていた。そして出所して、沖は裏切り者を探し始める。大上の意志を継いだ日岡が沖の暴走を止めようとするのだが・・・・・。
裏切り者は予想外でした。ちょっと考えればわかったかもしれませんね。しかし、血生臭いヤクザの修羅場は酷いもんですね。ヤクザや愚連隊がカタギには迷惑を掛けないような組織になることを望みます。
紙の本
幕引きがどうも
2024/01/14 15:02
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名にもある「暴虎」のとおり大阿暴れする 沖。その相手として前半はガミさん こと大上。後半はガミさんの弟子とも言える 日岡。キャラクターの魅力の違いがそのまま作品の魅力の違いに繋がっているような気がする。特に後半の伏線の回収の仕方、未回収の部分も多く、謎が残ったままの不満足な終わり方であった。もしかして作者はこのシリーズの第四作目を考えているのだろうか?
電子書籍
予想ハズレ
2023/08/18 01:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏切り者がね……という……。それにしても、作家さん、本当に女性の方ですよね?柚月裕子さんの描く広島ヤクザの世界は、なんだかすごくリアリティあります。そして、元ヤクザにしても、そんなに悪い人はいないので。