「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く (角川文庫)
61歳のハリスおばさんと親友バターフィルドおばさんは夫を亡くしロンドンで家政婦をしている。ふたりはお隣のヘンリー少年が里親に殴られていることを知り、無謀にも少年をニューヨ...
ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く (角川文庫)
ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
61歳のハリスおばさんと親友バターフィルドおばさんは夫を亡くしロンドンで家政婦をしている。ふたりはお隣のヘンリー少年が里親に殴られていることを知り、無謀にも少年をニューヨークへ密航させようとするが…。〔「ハリスおばさんニューヨークへ行く」(講談社文庫 1980年刊)の改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
アラカン(61歳)の家政婦さん。
子どもを救うためにニューヨークへ……密航!?
61歳のハリスおばさんと親友バターフィルドおばさんは夫を亡くしロンドンで家政婦をしている。お隣のヘンリー少年が里親に殴られていると知り、彼を実の父がいる米国へつれていきたいと願うが、貧しい2人には無理だった。ところが得意先の社長夫妻のニューヨーク転勤に同行することになりチャンス到来。無謀にも少年を密航させようとするが…。いくつになっても夢をあきらめない大人たちの物語、第2弾。今度は恋も? 解説・矢崎存美
ハリスおばさんの暴走は、強い信念に基づいている。ギャリコ作品に共通するテーマとも言えるものです。それは、「人を信じる」という力。人々は流れる忙しい日々の中で、「人を信じる」ことを少しずつ忘れていきます。ハリスおばさんのように自分の人生を明るく照らしてくれる人なんて「いるはずがない」と思い込んでしまうこともしばしばあります。でも、人はきっと、彼女のような人が「いる」と信じたい。忘れても、「人を信じる」力すべてがなくなるわけではないから。「人を信じる」力があれば、自分を信じることだってできるから。―矢崎存美(作家)解説より
※本書は、1980年12月に刊行された『ハリスおばさんニューヨークへ行く』(講談社文庫)を、現代向けに加筆修正し、角川文庫化したものです。原題:Mrs Harris Goes to New York
【絶賛の声】
「ミセス・ハリスはフィクションの偉大な創造物のひとつであり、彼女と知り合いだと感じるほどリアルで、本当に不思議な存在だ。彼女の魅力は尽きない」(ジュスティーヌ・ピカルディ)
「ギャリコの魔法に屈しないことはほとんど不可能だ」(タイムズ・リテラリー・サプリメント)【商品解説】
目次
- ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く
- 解説 矢崎存美
著者紹介
ポール・ギャリコ
- 略歴
- 1897年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒。デイリー・ニューズ社でスポーツ編集者、コラムニスト、編集長補佐として活躍。退社後、英デボンシャーのサルコムの丘で家を買い、グレートデーン犬と23匹の猫と暮らす。1941年に第二次世界大戦を題材とした『スノーグース』が世界的なベストセラーとなる。1944年にアメリカ軍の従軍記者に。その後モナコで暮らし、海釣りを愛した。生涯40冊以上の本を書いたが、そのうち4冊がミセス・ハリスの物語だった。1976年没。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
ハリスおばさん
2024/02/10 14:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:misa - この投稿者のレビュー一覧を見る
翻訳のされ方と、ストーリーがとても合っていて良いです