「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
ガリバー旅行記 (角川文庫)
小人たちの国、巨人たちの国、空飛ぶ島の国、馬たちの国…イギリスに妻子を残し、懲りずに旅を続けたガリバー。彼が出会ったおとぎの国々を、誰もが一度は夢見たことがあるだろう。子...
ガリバー旅行記 (角川文庫)
ガリバー旅行記
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
小人たちの国、巨人たちの国、空飛ぶ島の国、馬たちの国…イギリスに妻子を残し、懲りずに旅を続けたガリバー。彼が出会ったおとぎの国々を、誰もが一度は夢見たことがあるだろう。子供の心と想像力で、スウィフトが描いたこの奇想天外、ユーモアあふれる冒険譚は、けれどとびきり鋭く辛辣に、人間と現実社会をみつめている。読むたび発見を新たにする、冒険旅行小説の歴史的名著。抜群に読みやすい新訳版。【「BOOK」データベースの商品解説】
寝ている間に手足と体をしばられ、台車にのせられて小人国の都につれてこられたガリバー。小山のような人間に、都は大さわぎ! 左足を鎖でつながれたガリバーは、小さな皇帝と会うが……。【商品解説】
著者紹介
ジョナサン・スウィフト
- 略歴
- 1667年 - 1745年、イングランド系アイルランド人の司祭、諷刺作家、随筆家、詩人。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
OnePieceがきっかけで
2016/04/30 09:34
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bigcanon - この投稿者のレビュー一覧を見る
OnePieceを読んでいたところ、「これってガリバー旅行記が元ネタだよな」と思ったのがきっかけ。
普通は小人国の話、ちょっと知ってる人でも大人国の話まででしょう。
ところがガリバー旅行記にはまだ続きがある!
読んでみて現在でも使われているネタが満載。ラピュタやヤフーって言葉もでてくる。
しかもガリバーがわが国にも来ていたとは...
これを読んでいると蘊蓄を語れること、間違いなし。
一般にいわれているように風刺小説として読むもよし、また冒険小説、SFとしても評価できます。
子供の絵本だけにしておくのはもったいない。
紙の本
童話とは違うガリバー
2015/12/02 19:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガリバーをいろんな国へ行かせて 当時の世の中を
暗に批判していた(であろう?)スウィフトさん。
う○こを投げたりとか出てきて。
スウィフトさん、もしかして ス○トロ好きだったのかな?
有名な童話部分も なかなか含蓄のあるお話。
もちろん 童話部分以外も ワクワクどきどきで
大人が読んでも楽しめると思います。
私は楽しんじゃいました。
紙の本
色々な読み方ができる
2021/11/14 10:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の1~2章が童話としてあまりにも有名なため本当に面白い次からの章が余り読まれていない残念な小説である。風刺小説 SF ホラー色々な読み方ができるが、当時としては当然 批判を巻き起こしたし、現代でも通用する社会への警告が含まれていると思う。
紙の本
懐かしかった
2015/10/26 13:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうすげびと - この投稿者のレビュー一覧を見る
うん十年ぶりに読んでみたら実に懐かしかった。
電子書籍
何度読んでも楽しめる
2017/04/24 11:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちっ - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒険記の形式で描かれた、イギリスの政治や貴族制度、科学革命、人間の原罪についての風刺小説です。
全篇を通してかなり皮肉が効いていますが、その中でも第4篇のフウイヌム国は非常に印象的で、人によく似たヤフーという動物を通して、
自分を含めた全ての人間がこの野蛮な獣と根本的には何も変わらないのだと突き付けられたように感じました。
幽霊島での「人の退化」の流れから、未来の人間の姿のようにも思えます。
フウイヌムという高尚な生き物の世界に関しても、一見すると理想郷のようですがそこには毛の色で一生覆ることのないカーストが存在します。
イギリスに帰還したガリバーの姿はユートピアに憑りつかれた者の末路のようですし、第1~3篇の貴族批判を鑑みても
これはディストピアで、理性に転んでも野生に転んでも犠牲の上に成り立つしかない「社会」にスウィフトは辟易していたのかも、と思いました。
あと、今では歴史上の偉人として知らない人はいないであろうニュートンを、第3篇のラピュタで思い切り皮肉っているあたりが
科学革命真っ只中だった当時の混乱を感じることができて面白いです。
普通に物語として読み、時代背景や著者の思想を少し頭に入れてまた読み直すと違う見方で楽しめるかもしれません。
何度読んでもいろいろと考えさせられる本です。
紙の本
18世紀に思いを馳せる旅
2017/04/20 23:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
18世紀、各国が世界の秘境を目指した旅に、想像力がふくらみます。巨人のいる街、ヤフーという怪物がいる街、どれもこの時代に航海をし、異国の文化に接した情景が思い浮かびます。
主人公は、異国の地に行って、おおかた歓迎されます。主人公がまず行うのは、現地の言葉を身に付けるということも興味深いです。
私はこの小説を、作者ジョナサン・スウィフトの出身地、アイルランドへの旅行の道すがら読みました。
アイルランドはイングランドやヴェイキングの支配を受けた街です。虐げられる国や町への、スウィフトの鋭い社会批判にも読めます。
物語がおもしろいうえ、スウィフトのアイルランドの社会に訴えかける骨太な小説だと思います。