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紙の本
東京百景 (角川文庫)
著者 又吉直樹 (著)
東京は果てしなく残酷で時折楽しく稀に優しい−。お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が、東京で過ごした青春時代のかけがえのない日々を綴ったエッセイ集。書き下ろし「代田富士見橋の...
東京百景 (角川文庫)
東京百景
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商品説明
東京は果てしなく残酷で時折楽しく稀に優しい−。お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が、東京で過ごした青春時代のかけがえのない日々を綴ったエッセイ集。書き下ろし「代田富士見橋の夕焼け」を加えて文庫化。〔ヨシモトブックス 2013年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
死にたくなるほど苦しい夜には、これは次に楽しいことがある時までの
フリなのだと信じるようにしている。のどが渇いてる時の方が、水は美味い。
忙しい時の方が、休日が嬉しい。苦しい人生の方が、たとえ一瞬だとしても、
誰よりも重みのある幸福を感受できると信じている。
その瞬間が来るのは明日かもしれないし、死ぬ間際かもしれない。
その瞬間を逃さないために生きようと思う(九十九「昔のノート」より)
芥川賞受賞作『火花』、4月公開の話題の映画の原作小説『劇場』の
元となるエピソードを含む100篇のエッセイからなる又吉文学の原点的作品
『東京百景』が7年の時を超えて、待望の文庫化。
18歳で芸人になることを夢見て東京に上京し、自分の拙さを思い知らされ、
傷つき、苦しみ、後悔し、ささやかな幸福に微笑んだ青春の軌跡。
東京で夢を抱える人たちに、そして東京で夢破れ去っていく全ての人たちに
装丁を一新し、百一景と言うべき加筆を行い、新しい生命を吹き込んで届けます。
【商品解説】
著者紹介
又吉直樹
- 略歴
- 1980年大阪府寝屋川市生まれ。お笑いコンビ『ピース』として活動中。2015年に小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。2017年5月に二作目となる小説『劇場』、2019年10月に初となる長編小説『人間』を発表した。2020年4月に、原作映画『劇場』が公開される。
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紙の本
表紙にのんさんの写真というのはバリュー!
2020/05/24 22:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
『火花』のずっと前にも本が出てたんだぁ...と思って手に取る。東京の地名は登場しても、おなじみの景色は皆無で、多くは又吉直樹氏の心象風景みたいな感じ。やや鬱陶しげな思いや、ひそかに面白い事件、ほろ苦い結末…みたいなものを淡々と読む。
そして、読了後、東京の深夜のファミレスあたりで、誰かとずーっとこの本に描かれたコトをあれこれ話し続けてみたいなぁという気分になった。
紙の本
物の捉え方か好き
2023/11/12 11:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:atsu - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんのエッセイを読んですごく好きになったのでこちらの本も購入してみました。
物の捉え方が好きだなぁと思います。おもしろかったです。
紙の本
エッセイも
2021/08/17 16:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い!私は、ずっと大阪住みで、東京は時に憧れ、時に嫉妬する土地だが、同じ関西から東京に行った人の感じ方は、やはり共感度が高いなと思う。
紙の本
東京
2021/01/11 11:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川賞を受賞したピースの又吉直樹さんの、東京でのデビュー前後からの暮らしや日々の思いがユニークに綴られています。読んでいるとおもしろさがじんわりと伝わってきて、元気が出てくる気がしました。
紙の本
面白かったです。
2023/10/27 18:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんはエッセイも本当に面白く、読後に余韻が残ります。以前、バラエティ番組で又吉さんが監督した短いドラマを観ましたが、それも独特ですごかったです。表現者としてとても優れた方だと思います。
紙の本
現実と妄想が混在したエッセイ
2021/07/21 13:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京の風景を100篇切り取ったエッセイ。
風景とは言っても、有名な場所とは限らず、また又吉氏の心象風景も入っていたりして面白い。
1篇が長くても数ページ(短いのは1ページにも満たない)で、又吉氏のユーモアあふれる文体もあって、スラスラ読めてしまう。
中には、空想(いや妄想)の話もあって、どこまでが本当で、どこまでが冗談なのか判断に迷うところもある。
芸人になるために上京した頃からの話も多く、ちょっと青春っぽくってノスタルジーを感じてしまった。
相方の綾部氏のことにあまり触れられていないが、その理由は最後のあとがき?(第4章)に書かれている。
綾部氏に対するエールが、中島みゆきの「ファイト」に出てくる「闘う君の唄を 闘わない奴らが笑うだろう」を彷彿とさせ、つくづくいいコンビだと思った。
紙の本
東京の片隅での又吉さん
2020/11/22 18:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mike - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんの朝日新聞に一時期連載されてたエッセイがとても印象に残っていて好きだったので、この本も似たような雰囲気を感じて購入しました。
東京での、デビュー前後からの暮らしや日々の思い(空想や妄想的なものも?)がユニークに綴られていて、面白かったです。
最後のあとがきにあたる部分に、相方が本文内には登場しなかった事についての記載がありましたが、そこにピースの絆のようなものが見えてよかったです。
日々過ごすどうってことない街中の景色も日々しっかりと目に焼き付けたいなぁと思いました。
紙の本
独自の世界にドップリと浸かっている人だ。
2020/05/15 14:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自身が持っている世界が、ものすごく独特だ。
めんどくさい自分や美意識に合わないダサい自分を持て余しても、見限らないで粛々と飄々と日々を歩んで行く。
ああこんな人がいるのだなあ、そして、こんな人が素敵な小説を世間の皆に読ませてくれるのだなあと思った。
紙の本
いつか東京で
2021/03/25 17:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:k. - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもとても、好きでした。この感覚、気持ち、私だけじゃなかったんだなと救われるような気にまでなってしまいました。東京での出来事を連ねられていて、具体的な地名や景色が描かれているので、私もいつか上京したら、この本を地図のかわりに(もちろん地図の使い方はできません)持ち歩いてそこで読みたいなあなんて思います。