ＡＯ・推薦入試志望理由書＆面接 自分だけの物語で逆転合格する

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投稿者：北の大地　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

受験生の親として何かできないものかと書店を訪れた時に発見した本です。
読んでみて現在の様変わりした大学受験の様子がとてもよくわかりました。

ＡＯ入試や推薦入試は特技入試ではなくて、人(大学)が人(受験生)を観る入試なのです。

著者はそのことを十分承知した上で、受験生に的確で、とても熱いアドバイスをしています。そのアドバイスは、ただ大学に合格するためのテクニックを伝授しているだけではありません。

この先若者がとうやって生きていけばよいのか、そのような指針までたくさんの文例を挙げながら懇切丁寧に説明してくれています。

私は参考書ではなくて受験生の道しるべとして読むに値する著作だと感じ入ってしまいました。

また、文章も若者に語りかけるように、そばで説明してくれるかのように優しさにあふれています。もしや中学生でも理解できるのでは？と思います。文章中の黄色のアンダーラインも的確で要点がとてもつかみやすいです。

この書があれば私でも教壇に立てそうな気がして、そっそく我が家で実践してみたところ、珍しく家族から褒められました。数学は苦手ですが、ＡＯ入試や推薦入試のアドバイスなら今後やっていけそうです。

それにしても著者のような先生に実際に出会えていたら、子ども達はどんなに幸せだろうと思います。文章からそれがいやと言うほど伝わってきます。

でも、本として著者と出会えたこと、私はとても感謝しています。
麦村先生、ありがとうございます。