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- カテゴリ:大学生・院生
- 発売日:2018/02/25
- 出版社: 講談社
- サイズ:26cm/210p
- 利用対象:大学生・院生
- ISBN:978-4-06-153899-3
読割 50
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商品説明
大学でタンパク質工学、酵素・タンパク質化学、生物機能工学、生体高分子化学などを学ぶ学部学生を対象としたテキスト。タンパク質工学の複雑多岐にわたる内容を、カラー図表を豊富に取り入れ、わかりやすく平易に解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
学部生向けのテキスト。構造や構造決定、酵素反応速度論、生合成といったタンパク質の基礎から最新の遺伝子工学までを詳細に解説。終盤では実際の応用例についても紹介しています。異分野の方の入門書としても最適です。
本書では,最先端の知識や技術を含め,タンパク質工学について体系的に学べます。
第1章ではタンパク質工学の目的および意義について説明しました。
第2章ではタンパク質を構成するアミノ酸の性質やタンパク質の基本的な性質について,第3章ではタンパク質の基本的な取り扱い方法である細胞などからの抽出と精製・分析方法について,第4章では精製タンパク質のさまざまな構造決定方法について学びます。
第5章ではタンパク質の生合成と分解の基礎について学び,第6章ではタンパク質を構成するポリペプチド鎖が,どのように高次構造を形成するのか,そしてどのような機構でそれぞれが機能する場所へと運ばれるのかについて翻訳後修飾を含めて学びます。
第7章では触媒活性をもつタンパク質である酵素について基本的な性質を学び,さらに,第8章ではタンパク質工学の研究手法として重要な遺伝子工学について,第9章ではタンパク質をどのようにさまざまな細胞で発現させるのかについて最新の方法を含めて学びます。
最後に,第2章から第9章までで学んだ知識や技術が,実際にどのように生かされているかを,第10章では酵素を中心に,第11章では機能タンパク質・構造タンパク質を中心に,具体的な研究例をもとに理解します。
タンパク質工学は現代のライフサイエンス,バイオテクノロジーの分野において重要な位置づけにあります。本書は「工学」として一本筋を通し,基礎と最先端の応用がつながるように努めました。学部生の教科書としても,異分野の方の参考書としてもお薦めします。【商品解説】
目次
- 第1章 序章
- 1.1 タンパク質工学とは
- 1.2 タンパク質工学の基本的な考え方
- 1.3 本書が目指すもの
- 第2章 アミノ酸とタンパク質の構造と性質
- 2.1 アミノ酸の構造と性質
- 2.2 タンパク質の構造と性質
- 第3章 タンパク質の抽出・精製と分析
- 3.1 タンパク質の抽出と分離,濃縮
- 3.2 タンパク質の精製
著者紹介
老川 典夫
- 略歴
- 〈老川典夫〉関西大学化学生命工学部生命・生物工学科教授。博士(農学)。
〈大島敏久〉大阪工業大学工学部生命工学科教授。京都教育大学名誉教授、徳島大学名誉教授、九州大学名誉教授。農学博士。
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