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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.7
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/261p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-216355-2

紙の本

星と輝き花と咲き

著者 松井 今朝子 (著)

馬車鉄道に錦絵がはためき、書生たちは人力車を追いかける。元祖アイドル+元祖追っかけ。人気に惑わされず一途に芸の道を生きる竹本綾之助とステージママとしてその活躍を支え続けた...

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星と輝き花と咲き

税込 1,650 15pt

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商品説明

馬車鉄道に錦絵がはためき、書生たちは人力車を追いかける。元祖アイドル+元祖追っかけ。人気に惑わされず一途に芸の道を生きる竹本綾之助とステージママとしてその活躍を支え続けた母の二人三脚の日々は、しかし、唐突な終わりを迎え—。日本最初のアイドルとファンのどこまでも熱い物語。直木賞作家・松井今朝子が描く傑作長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

人気に惑わされず一途に芸の道を生きる明治のトップスター綾之助と、ステージママとしてその活躍を支え続けた母。しかし、その二人三脚の日々は、唐突な終わりを迎えて…。日本最初のアイドルとファンのどこまでの熱い物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

松井 今朝子

略歴
〈松井今朝子〉1953年京都府生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。松竹株式会社を経て、フリーになり歌舞伎の台本等を手がける。「吉原手引草」で直木賞を受賞。ほかの著書に「歌舞伎の中の日本」など。

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評価内訳

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紙の本

人気も才能も桁外れの竹本綾之助

2010/08/05 12:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 女義太夫、初代竹本綾之助。『一世を風靡した』という表現がまさにふさわしい、人気実力ともに有名な明治時代の太夫。とにかくすごい才能の持ち主で、小さい頃からその声で大人をうならせ、芸人にはならないはずがついには日本中に知れ渡る太夫になってしまう。大阪で生まれ育ち、東京に移り住んで太夫となってから突然の引退をするまでを、この作品は疾風怒濤のごとき勢いで書いている。彼女の語りを聞こうとする聴衆の熱狂ぶり(ドウスル連もその一部)が伝わってくる書き方には息詰まる迫力があり、さすがだった。綾之助を本格的に女義太夫の世界に入れ、何かと世話をした近久、女義太夫界の面々、様々な層のご贔屓、そして誰よりも近い場所にあった母親お勝など、登場人物も多彩かつ個性に富んでいておもしろい。川上音二郎やチャリネを配し、時代を活写しているのもいい。ただ、そういった事物の描写がすぐれる分、綾之助の内面描写がやや少ないように感じた。そもそもこの作品は綾之助が引退するまでで、彼女が返り咲きすることを書いていない。竹本綾之助とえいば、私などは「ものすごい人気だった」こと、「引退してから戻ってきた」ことを思い浮かべる。ただただ語るのが気持ちよく、声を張り上げていた少女時代とちがい、返り咲きをするには様々な葛藤があっただろう、それを著者の筆で読んでみたかった…という気もするのだが、この小説の観点はそこにはなかったということだろうか。
 観点といえばこの本のテーマの一つは、母親お勝と綾之助が歩んできた人生にあるだろう。芸人になることに反対しながら、娘の横で三味線を弾き、娘を支え続けた母。初めて沢山の観客を目の前に語ることになった時、内心怯む綾之助に「嫌やったら、止めてもええのやで」という場面は母親の姿として印象的だ。時に横やりを入れ、時に過保護すぎるほどに保護し、けれど深いところでは綾之助を理解するお勝は、ある意味綾之助以上に鮮やかに描かれている。特に後半、綾之助が引退すると口にした時にお勝が綾之助を叱りつける場面は素晴らしい。「あんたがおらんようになったら、一座の者は皆どないして喰うていきますのや」と叱り、「男にしろ女子にしろ、好きな道で生きよと思ても、なかなかそうはでけんのが浮世の義理や」と諭すその言葉には心がこもっている。芸人になっても芸人を否定するお勝の口から出たせりふだからこそ、感動的である。このせりふを受けた綾之助の『引退』そのものに対する心の揺れがあまり描かれず、赤子ができてなし崩し的に引退してしまうのは惜しい。
 以上、物足りないと感じる部分をあげつらってしまったが、総合的に見れば読み応えがあり、躍動感のある作品だった。

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