紙の本
星に願いを
2021/01/22 13:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
林真理子さんの自伝的小説。林さんは自分を地味でダメだと思っていたようですが、やはり昔から野心の人だったのだと感じます。
投稿元:
レビューを見る
山田詠美が解説を担当しているけど
自分のことを新人作家と述べている
もしかしてレアな時期?
林真理子の小説はコンプレックスの塊を見せつけられて同族嫌悪な気もするが、少しイメージが変わった。
1彼女がバイタリティのある女性な気がした!
2解説を読むと可愛らしい女性らしいのだ
しかし彼女は運と才能を手に入れたと思うと羨ましい人生だな。
あと努力とか気迫で成功に繋がるんだなと思った。
投稿元:
レビューを見る
主人公・キリコにイライラしっぱなしで、なかなか読み進めることができなかったのは、自分を見ているような感覚だったからなのかもしれない。
「オレのためになにかをする自分っていうのに、まず酔ってしまうんだよな。この人は、本当はオレのことを好きじゃないんだ。オレのために何かをするのが好きなんだって、よく思ったものさ」
なるほどね。
投稿元:
レビューを見る
コスメティックっに続き、林真理子を選択。展開が早くて読んでてオモシロイ。群ようこ(作家)みたいに、ザンネンな女の部分ばかりではないので、自分の今後のスタイルの参考にもなる。群ようこはどちらかというと、反面教師な存在でしょうか。
投稿元:
レビューを見る
主人公がダメな子でしたが、林さんの自伝的小説ということ。こんな時代もあったのかな。。と重ね合わせて読みました。また、私も広告業界で働いていたので、広告業界に憧れるストーリーにとても共感。最近の林さんの作風とは少し違う感じがします。
投稿元:
レビューを見る
ずっと読みたいと思っていた林真理子さん。
(たぶん、自伝的エッセイのようなもの)
自分を過信して夢ばかり見ていた少女キリコが、
就活でことごとく失敗、やっと就職しても想像とは大違いで、
現実に直面しながら自分を見つめ直して行くストーリー。
キリコがとても個性的なキャラクターで面白い。
最終的には富も名声も得た彼女、それでも満足し足りずに夢を見る。
「人から愛される」ことが人生でいちばんの幸せなのだと案に気づかされる。
投稿元:
レビューを見る
自伝的な物語らしいが、ご本人をよく知らないため一つの物語として読んだ。
自分は地味で目立たないし冴えないと思っているのに、周囲の人からは意思が強いと思われていて驚くところがなんとなく共感できた。
投稿元:
レビューを見る
大学の図書館で借りた。表紙の温かい絵と、内容がおもしろそうだと思って読んでみた。シンデレラガール的な話かな?
林真理子さんの自伝的なお話。この人の考え方や生き方は面白いな。
キリコが就活や仕事、恋愛にもまれながら自分を見つめなおし成長していくお話。
こういう生き方もあるんだって感じた。大学時代の友人の育毛病院で働いたりコピーライターになったり・・・こんなにいろいろな経験してみたい!
ただ、最近読んだ「モンスター」百田尚樹 に出てくる和子とキリコが少しかぶった。どちらの主人公も自分の見た目に自信がない。和子は美容整形をして絶世の美女となり人生を謳歌していくが、一方でキリコは整形はせず仕事に打ち込むが職場でちゃんと恋愛している。どちらの人生がいいとはいえないけれど同じブスでもいろんな生き方ができるんだと思った。ブスの私には参考になるわwww笑
林真理子さんの小説、ほかにも読んでみよう!
投稿元:
レビューを見る
林真理子は 女、女子、をテーマに書いてる本が多いようなので、ライトそうなものから手にとってみた。
垢抜けない女の子が売れっ子コピーライターになってゆく、半自伝小説。
感情移入をあんまりできなかったけど、とても読みやすい文章だった。
どんどん大きな成功がほしくなってしまう、キャリア女子のくるしみがちょっとリアルなラスト。
投稿元:
レビューを見る
図書館で時間をつぶしていたときに読んだ雑誌(ananかな?)で
若手女性作家さんの対談で、おすすめに入っていて、その場で図書館で予約。
林真理子さんの自伝的小説ということ。
当たり前だけれど、成功後の林さんしか知らない(といっても、たいして知っているわけでもない)
こんな色々なことをしていた時代もあったんですね。
いま月末(すでに翌月月初(^^;) で まとめ更新の為…
すでに他の林さんのものをと、エッセイ 「マリコ、炎上」も読みました。
投稿元:
レビューを見る
3林真理子の自伝的小説らしい。陰気でいじめられたり貧しい生活だったりから、コピーライター、エッセイスト、作家と立身出世していく様が描かれる。さくっと成功した感じなので、なぜよかったのかとかどういうことをしたかとかはよく分からないが、ザフェイスに入る時のようなライターについて50本コピーを書く的な研鑽を積んでたのだろうか。自己中、陰気、妬み、嫉妬、男への媚び、優越感とかいったキリコの感情がちょこちょこ出てきてあまり好きになれないが、正直で人間くさい部分もある。一貫してない気もするが実は野心的なよう。色んなところに飛び込む勇気ややる気がある。 二万回の炎の料金、百円です 松任谷由実のコピー、遊民 インスタントコーヒーを作るときに少量お湯で多目の粉を激しく混ぜて匂いが出してからお湯を足すと美味いらしい。 なかなか面白い。
投稿元:
レビューを見る
綺麗でも頭が良いわけでも性格が良いわけでも
努力家でもないキリコ。
ただ、根拠のない自信と
簡単に大きな夢を持ち叶うと信じて疑わないしたたかさ。
それが彼女の魅力。
林真理子の自伝というのが信じられない。
こんな人現実に存在するのかと。
投稿元:
レビューを見る
これを読んで嫉妬している私はキリコになれるのでしょうか。
気が狂うような嫉妬じゃなくて、ジメジメとした鬱屈した嫉妬。
どう足掻いてもそれなりに幸せになってそれなりの不幸を手に入れる人生になるだろうな。
投稿元:
レビューを見る
何者かになりたい気持ち、現実を見てまずまずの人生を選んでしまう気持ち
私はいつも後者だな。
自分にも「波瀾万丈」みたいな出来事が起こるのだろうか、起こらないまま人生を終えるのは惜しい気持ちもするし、普通の幸せを手に入れてると思っているけれど、普通を超えた幸せがあるのなら掴んでみたいな。
と、あまり内容に沿ってないけれど、そんなことを考えたお話だった。
投稿元:
レビューを見る
私は林真理子世代ではない。
名前は知っていたが、エッセイも小説も読んだことはなく、
最近は日大の理事長として知った世代である。
時代の寵児と呼ばれていたらしい。
当時の登りつめていく彼女がこの作品からまざまざと伝わってきて、納得がいく。
なにより、恥ずかしい。
まるで自身をみているかのような、
理由のない自信や自意識、
昔の日記を読み返しているような感覚で
読み入ってしまった。