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紙の本
さぶ (講談社文庫 山本周五郎コレクション)
著者 山本周五郎 (著)
奉公先で出逢った、才気煥発な栄二と少し鈍いがまっすぐなさぶ。だが、身に覚えのない盗みの疑いで奉公先を放逐された栄二は、身を持ち崩して人足寄場へ送られ…。市井にあり、人間の...
さぶ (講談社文庫 山本周五郎コレクション)
さぶ
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商品説明
奉公先で出逢った、才気煥発な栄二と少し鈍いがまっすぐなさぶ。だが、身に覚えのない盗みの疑いで奉公先を放逐された栄二は、身を持ち崩して人足寄場へ送られ…。市井にあり、人間の本質を見つめ続けた山本周五郎の代表作。【「TRC MARC」の商品解説】
小舟町の芳古堂に奉公する栄二とさぶ。才気煥発な栄二と少し鈍いがまっすぐに生きるさぶ。ある日、栄二は身の覚えのない盗みを咎められ、芳古堂から放逐されてしまう。自棄になった栄二は身を持ち崩し人足寄場へ送られるが――。生きることは苦しみか、希望か。市井にあり、人間の本質を見つめ続けた作家の代表作。【商品解説】
著者紹介
山本周五郎
- 略歴
- 1903年、山梨県に生まれる。本名は清水三十六(さとむ)。小学校卒業後、銀座の質屋で奉公、後に筆名としてその名を借りることになる店主・山本周五郎の庇護のもと、同人誌などに小説を書き始める。1926年、「文藝春秋」に『須磨寺附近』を発表、文壇デビュー。その後、不遇の時代が続くが、時代小説作家として認められはじめる。戦中から戦後まで連載が続けられた『日本婦道記』(1942-1946)で直木賞に推されるが辞退。主な代表作に『樅ノ木は残った』(1958)、『赤ひげ診療譚』(1958)、『青べか物語』(1960)、『おさん』(1961)などがある。1967年、逝去。
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紙の本
日本人らしさ
2019/06/07 10:57
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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいる間自分がその時代の中にひきこまれている感覚で読めた。現代にない日本らしさがちりばめられていて生活が楽ではないけどいいなあと日本のよさ日本独特の感覚を感じることができた本だった。