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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/07/26
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/202p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-512306-5
読割 50
紙の本
蹴爪
著者 水原 涼 (著)
闘鶏場の胴元である父親が、村を守る祠をつくる責任者となった日から、ベニグノの周囲は少しずつ変わり始め…。熱くて不穏な暴力を描いた表題作はじめ、全2編を収録。『群像』掲載を...
蹴爪
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商品説明
闘鶏場の胴元である父親が、村を守る祠をつくる責任者となった日から、ベニグノの周囲は少しずつ変わり始め…。熱くて不穏な暴力を描いた表題作はじめ、全2編を収録。『群像』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
異国の少年たちの物語のはずが、これは、“ぼくたち”の姿だ――。デビュー作「甘露」が芥川賞候補になった新鋭、待望の初小説集!闘鶏場で胴元を務める父親が、悪魔から村を守る祠をつくる責任者となった日から、ベニグノの周囲は少しずつ変わり始めた。幼なじみのグレッツェンの大切な鶏が殺され、島で殺人事件が起こり、地震で祠が倒壊し――。東南アジアの島の少年を襲う熱くて不穏な暴力を描いた傑作。
異国の少年の物語だけど、これは、“ぼくたち”の姿だ――。デビュー作「甘露」がいきなり芥川賞候補になった新鋭が、想像力を飛翔させた待望の初小説集!
闘鶏場で胴元を務める父親が、悪魔から村を守る祠をつくる責任者となった日から、ベニグノの周囲は少しずつ変わり始めた。幼なじみのグレッツェンの大切な鶏が殺され、島で殺人事件が起こり、地震で祠が倒壊し――。東南アジアの島の少年を襲う熱くて不穏な暴力を描いた傑作。(「蹴爪(ボラン)」)
13歳で出会ったぼくたちは26年間、いつも地元のサッカーチームを応援するためにスタジアムに通ってきた。苦難を抱えた3人と一緒にいるため、ぼくは嘘をつき続けている――。甘酸っぱくてやるせなくて、でも忘れたくない、ヨーロッパの島で巻き起こる青春小説。(「クイーンズ・ロード・フィールド」)【商品解説】
目次
- 蹴爪
- クイーンズ・ロード・フィールド
収録作品一覧
蹴爪 | 5−100 | |
---|---|---|
クイーンズ・ロード・フィールド | 101−202 |
著者紹介
水原 涼
- 略歴
- 〈水原涼〉1989年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。「甘露」で文學界新人賞を受賞しデビュー。
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