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紙の本
蒼海館の殺人 (講談社タイガ)
著者 阿津川辰海 (著)
学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。濁流押し寄せる館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ−...
蒼海館の殺人 (講談社タイガ)
蒼海館の殺人
05/02まで通常1,210円
税込 605 円 5ptこのセットに含まれる商品
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商品説明
学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。濁流押し寄せる館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ−。精美にして極上の本格ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】
館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ
濁流押し寄せる館の連続殺人。
雨が止むころ、僕らは生きているのか。
☆☆☆
2019年『紅蓮館の殺人』(講談社タイガ)がスマッシュヒットを記録し、
2020年『透明人間は密室に潜む』(光文社)が続々ランクインの26歳による最高傑作!
↓
☆「2021本格ミステリ・ベスト10」(原書房)国内ランキング 第1位
☆「このミステリーがすごい! 2021年度版」(宝島社)国内編 第2位
☆「週刊文春ミステリーベスト10」(文藝春秋)第2位
☆「ミステリが読みたい! 2021年度版」(ハヤカワミステリマガジン)国内篇 第3位
☆☆☆
学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。
政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。
名士ばかりの葛城の家族に明るく歓待され夜を迎えるが、
激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。
刻々とせまる洪水、増える死体、過去に囚われたままの名探偵、それでも――夜は明ける。
新鋭の最高到達地点はここに、精美にして極上の本格ミステリ。
【商品解説】
著者紹介
阿津川辰海
- 略歴
- 1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』(光文社)でデビュー。以後、『星詠師の記憶』(光文社)、『紅蓮館の殺人』(講談社タイガ)、『透明人間は密室に潜む』(光文社)を刊行し、それぞれがミステリランキングの上位を席巻。’20年代の若手最注目ミステリ作家。
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電子書籍
いいねぇ〜
2023/11/20 22:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SSST - この投稿者のレビュー一覧を見る
だんだん水に飲み込まれていくパニック感。 息の詰まる展開。 衝撃の結末。
紙の本
分厚くてもへっちゃら
2021/02/22 16:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりしおポテト - この投稿者のレビュー一覧を見る
約630ページでその厚さにびっくりしましたが、ページをめくる手が止まらず、一日で読み切ってしまいました。どんでん返しに続くどんでん返しで、ラストはちょっと切なくなります。
ミステリ好きの方はぜひ、手に取ってください。
電子書籍
本格モノ
2022/02/11 03:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーとしては王道ですが、犯人は早い時点で想像がつきました。この作者の他の作品は、かなり文章に難あって読みにくかったですけど、この作品はそうでもなかったです
電子書籍
ネタバレ 評価すべき点はあるものの…
2022/09/24 18:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店で纏めて購入した為、前作に続き読了。
タイトル通り、トリックや発想等評価すべき点はあるものの、そのことごとくの脇が甘い。
特に不可能と書かれていたものが、トリックとして当然のように使われていたり、常識的に考えてありえない事が平然と、さも当然のように提示され、受け入れられていく様は薄ら寒いものを感じる。
また、登場人物、特に主人公二人の言動がいちいち鼻につく場面が多い。
友人の為にという名目の自身のエゴの為に、平然とその友人の家族を貶めようとする主人公は、自身が性格が最悪と評する兄よりよほど質が悪い。
探偵の方はというと、自身の無力感に苛まれ引きこもっていたというのに、いざ殺人事件が起きると「また自分には救う事ができなかった」と謎の全能感から来る欺瞞に満ちた自己嫌悪で己を慰め始める始末。
他の登場人物、特に一部の人物の思考方法が共感できず、まるで都合の良い人形のような印象を受けます。
散々酷評しましたが、現代日本、特に個人が簡単に大量の情報にアクセスできる状況下でクローズドサークルを作ってやろうという気概は買いますし、前作よりも自然災害の絶望感は伝わってきた感じは受け取れます。
しかし、続巻が出て、その評価が良くても自分がそれを買う事はないと思います。
紙の本
次の館も楽しみ
2024/01/14 12:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作より謎解きの過程がとても楽しかった。前作は謎を詰め込みすぎて違和感のあるロジックがあったが、今回も多数の謎が重なり合っているものの上手くまとめられている。トリック自体は現実的ではないが、そこが気になるのは人によると思う。おすすめ。