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紙の本
バタイユ エコノミーと贈与 (講談社選書メチエ le livre 極限の思想)
著者 佐々木 雄大 (著),大澤 真幸 (編),熊野 純彦 (編)
西洋思想における「エコノミー」の思想史の内にバタイユを位置づけるとともに、彼の思想を「エコノミー」という観点から読解。バタイユの一般エコノミーとはいかなるものか、バタイユ...
バタイユ エコノミーと贈与 (講談社選書メチエ le livre 極限の思想)
極限の思想 バタイユ エコノミーと贈与
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商品説明
西洋思想における「エコノミー」の思想史の内にバタイユを位置づけるとともに、彼の思想を「エコノミー」という観点から読解。バタイユの一般エコノミーとはいかなるものか、バタイユにとってエコノミーとは何かを考える。【「TRC MARC」の商品解説】
大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による新たな叢書、ついに刊行開始! 「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。
本書は、バタイユの思想を、一貫して「エコノミー」という観点から読解する。「エコノミー」とは、単に経済をさす概念ではない。人間は計算も見返りもなく贈与することができる。このような消尽も含めた人間の全体性の考察こそがバタイユのエコノミー論だった。人間の意識が極限に至ることで、生産から消費へ、有用性から栄光へ、〈俗なるもの〉から〈聖なるもの〉へと転倒が生じるという、バタイユ思想の根幹を明らかにする従来にない鮮烈な論考!
【目次より】
序 章 バタイユのエコノミー論
第一章 エコノミー論の生成
1.一九四五年九月二九日付ガリマール宛書簡 2.松毬の眼 3.消費の概念
第二章 エコノミー論の軌跡
1.異質学 2.聖社会学 3.有用なものの限界
第三章 エコノミー論の探究
1.知/非 知 2.可能なもの/不可能なもの 3.限定エコノミー/一般エコノミー
第四章 エコノミー論の展開
1.贈与 2.エロティシズム 3.〈聖なるもの〉 4.至高性
終 章 バタイユの贈与論
補 論 エコノミー概念小史
【商品解説】
目次
- 序 章 バタイユのエコノミー論
- 第一章 エコノミー論の生成
- 1.一九四五年九月二九日付ガリマール宛書簡 2.松毬の眼 3.消費の概念
- 第二章 エコノミー論の軌跡
- 1.異質学 2.聖社会学 3.有用なものの限界
- 第三章 エコノミー論の探究
- 1.知/非 知 2.可能なもの/不可能なもの 3.限定エコノミー/一般エコノミー
- 第四章 エコノミー論の展開
- 1.贈与 2.エロティシズム 3.〈聖なるもの〉 4.至高性
- 終 章 バタイユの贈与論
著者紹介
佐々木 雄大
- 略歴
- 〈佐々木雄大〉1978年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。日本女子大学人間社会学部講師。専攻は哲学・倫理学。
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