「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
松本清張「隠蔽と暴露」の作家 (集英社新書)
著者 高橋 敏夫 (著)
松本清張の代表的作品をとおして、その表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどるとともに、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く...
松本清張「隠蔽と暴露」の作家 (集英社新書)
松本清張 「隠蔽と暴露」の作家
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
松本清張の代表的作品をとおして、その表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどるとともに、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
清張の代表的作品をとおして、その表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどるとともに、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。
【商品解説】
清張の代表的作品をとおして、その表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどるとともに、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。【本の内容】
清張の代表的作品をとおして、その表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどるとともに、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。【本の内容】
著者紹介
高橋 敏夫
- 略歴
- 〈高橋敏夫〉1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。同大学文学部・大学院教授。文芸評論家。専門は近現代日本文学。著書に「藤沢周平」「ホラー小説でめぐる「現代文学論」」他。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
戦争は隠す
2019/05/01 19:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
松本清張というと過去の大家のように思っていました。
かつてはいろいろ読んだけどね……みたいな感じです。
集英社新書の『松本清張「隠蔽と暴露」の作家』を読むと、清張が追求し続けた対象は、つまるところ戦争なんだな、と思いました。
隠蔽されたさまざまな悪は、すべて戦争につながる、弱い小さいつまりはふつうの人々を苦しめる戦争に。
「戦争は隠す。始まる以前から、その最中はもちろん、終わってからも、戦争は隠しつづける。隠しつづけて、人びとの戦争への態度をゆがめ、戦争批判を許さず、そして人びとを次の戦争に送りこむ。戦争こそ国家的社会的「隠蔽」の最大級の装置」そのものなのである。」
この部分に、著者の意図が一番明確に表れているのではないかな。
紙の本
松本清張を呼び戻すミステリー
2022/12/12 10:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
松本清張が現代に「呼びもどされている」として、清張作品を「隠蔽と暴露」の切り口から、再評価していく一冊。
さまざまな作品を紹介し、読み解いていると共に、なぜ、あれだけ社会問題に切り込んだ清張が、原発の問題に踏み込まなかったのか、という命題を掲げ、謎解きをし、迫っていく。
清張作品の論評本であり、この本自体がミステリーでもあるような読み応えのある一冊である。