悪寒

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投稿者：deka　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

出だしから奥さんの倫子さんが犯人なのはどうなの？？？と思いつつ読み進めていて出向先の高森さんはなんか本社の人に操られこの人もかかわっているのではないかとか余計なことを考えつつ、裁判が始まるときには主人公の母親有力視していたがなんと。。。。面白くてつい寝るのも惜しんで読み切った。
刑事がこの作者の別の作品に出てるとのこと、読んでみたくなった。

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投稿者：咲耶子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大企業の権力争いを繰り広げる役員どもがそろいもそろってロクデナシ。
主人公が飛ばされた先の上司もロクデナシ、ついでに主人公もイマイチと男性陣がとにっかくダメな感じです(笑)
一方女性陣。殺人容疑の妻、その妹、高校生になったばかりの娘、弁護士先生、ついでに認知症の母、大人しいだけと思ってた妻の母、
みんなそれぞれ気持ちが強くて凄いよ怖いよ。
誰が殺したのか最後の最後まで二転三転します。

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投稿者：コーマン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最近の流行である、中年リーマンの復活劇と思わせるようなストーリーの入りではあるが、読み終わってみるとその他有象無象を寄せ付けない圧倒的な展開。弱者の再生譚にさらに磨きがかかっており、二転三転する状況に読者も困惑する先の見えないミステリー展開は過去作以上に冴えていた。
過去作の登場人物をクロスオーバーさせるのは個人的に好きな展開だったので、ページを捲る手が止まらなかった。

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投稿者：ライディーン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

読み進めてるうちに、ある一定の結末は予想でかきたが、その先のもう一歩ニ歩があった。
身代わりは予想していたが、身代わりの身代わりまではさすがに考えていなかった。
男（夫）の鈍感さもある意味罪だと思いますが、恐らく、自分も当てはまるので、共感する部分はある。

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投稿者：やひろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大手企業のエリートサラリーマンが会社ぐるみの汚職の責任を転嫁され「島流し」にされ、凄惨な「いじめ」を受け、単身赴任中に娘に「絶交」を言い渡される。鬱屈する日々の果て、ついに妻は憎むべき上司殺害の犯人として逮捕される。東京へ舞い戻った主人公はさらに警察に「真犯人」として目をつけられて……。主人公はこの逆境の嵐を乗り越えられるのか？　連なる「逆境」が、先の展開の強い「引き」に。

妻は元より、娘、痴呆症の母、上司、部下、妻の妹、警察……。全ての人間が疑わしく、主人公自身にも不可解な点があり……。視聴者が「考える」魅力満載！
息子を忘れる痴呆症の母、絶交を叩きつける娘、言葉は優しいが何かを隠している妻……。家族としての関係性が断絶しているかのように見える藤井家だが、その「断絶」の理由に深い「家族愛」が秘められている。未曾有の社会危機の今、「家族を愛する」とはどういうことか。「家族」という形を改めて考えるきっかけともなる作品。

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投稿者：たっきい　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ついつい買ったはいいけど、なかなか読む気になれず、いつまでも積読本のままになったままという本で、いざ読み始めると面白く、なんでもっと早く読まなかったんやろ？と思う本ってありますが、これがそれ。以前この作家の『代償』を読みましたが、嫌な人物を書かせたら、実に上手い。主人公の会社の役員たち。頼りなくて鈍感な主人公。そして極め付けは！？家族のことなど考えさせられる内容でした。

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投稿者：yesロンリーハート　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この著者の作品を初めて読みました。とても読み易く、一気に読めてしまえます。ですが、ストーリーの内容としては、現実的ではないようにも思える部分が結構あって、少しスッキリしないというのが正直なところ。一方で、登場人物の一人である真壁刑事のキャラクターがいい味を出していて、個人的には気に入りました。彼が登場する別の作品もあるようですから、読んでみようかと思っています。

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投稿者：渡り鳥　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

殺人事件を取り扱っているが主人公は、サラリーマンであり、全編を通じてサラリーマンの悲哀を感じる。大手製薬会社に勤務のサラリーマンが主人公で役職は係長。不祥事や派閥抗争に巻き込まれて本人は悪くないのに東北の孫会社に左遷させられる。支店長代理とのポストは与えられるが、仕事は新人担当並みの訪問販売業務。一般家庭に薬を売る業務であるが、全く薬が売れない。売れないと
上長の指導が厳しく、ほぼイジメ。東北と知らない土地での単身赴任で環境適応もできない上に上長による虐めに近い教育的指導。奥さんや娘からも煙たがられ、東北の地で孤独に苛まれる。本人の望みは、親会社への復職のみ。そんな中で、殺人事件が。
　組織の中で耐える姿、上長への我慢、単身赴任の孤独とサラリーマンの悲哀のオンパレード。
　単身赴任で夫婦仲にイマイチ自信の持てない方にお薦めの一冊。

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投稿者：nap　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最初からあやしかったよね。
そもそも、姉の義母の面倒見るって、
よほどの善人か、何か企みがあるかでしょ。
そのうえ、何か隠してるっていうんで、完璧に怪しい。

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投稿者：なみ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公・賢一が、情けないし、頼りない。社内の派閥争いに巻き込まれたというが、ただ単に受動的に流されただけ。はっきりしなくて、イライラしてくる。
自分以外の家族がお互いを庇いあっている中、右往左往しているだけだし。
なんだか、嫌な人が多すぎる。倫子も偽善的。
ある意味、イヤミスかも。