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紙の本
帰郷 (集英社文庫)
著者 浅田次郎 (著)
【大佛次郎賞(第43回)】戦争に巻き込まれた市井の人々により語られる戦中、そして戦後。時代が移り変わっても、風化させずに語り継ぐべき反戦のこころ。戦争文学を次の世代へつな...
帰郷 (集英社文庫)
帰郷
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商品説明
【大佛次郎賞(第43回)】戦争に巻き込まれた市井の人々により語られる戦中、そして戦後。時代が移り変わっても、風化させずに語り継ぐべき反戦のこころ。戦争文学を次の世代へつなぐ記念碑的小説集。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
歸郷 | 7−50 | |
---|---|---|
鉄の沈黙 | 51−93 | |
夜の遊園地 | 95−132 |
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紙の本
胸が詰まる
2023/08/29 17:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅田次郎氏による戦争小説短編集。6つの物語が収められている。
戦争に赴いた当事者世代の作家が戦地の実情を描いた戦争文学とは異なり、戦後生まれの著者が、想像力と創造力を総動員し、戦後の視点から、戦争体験を描いている。戦場での悲惨を浮かび上がらせる。
戦争に人生を翻弄された上、戦後も取り残された帰還兵たちは、体だけでなく心に大きな傷を負っている。その姿が、戦争の残虐性や非人道性を逆照射する。
電子書籍
戦争は、生き残った者にもつらい
2020/10/27 16:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと読みたいと思いながら、先の戦争が題材である重さに二の足を踏んでいたがやっと読めた。 あの戦争を生き延びた人々の思いを様々なシチュエーションで描きだした短編集。死ぬも地獄、生きるも地獄。 でも、全く救いが無いわけではない。戦後生まれの著者が描いた、実戦よりも飢餓と疑心暗鬼の闘いだった戦場が印象に残った。
電子書籍
戦争短編集
2024/04/05 23:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの章も胸が詰まるような内容で戦争の愚かさを改めて感じる作品です。その時代に生きた人達は有無を言わさず戦争に巻き込まれて人生が狂っていく。本当に心から戦争は繰り返してはいけないと訴えてくるような作品ですって
紙の本
重い。
2021/11/04 20:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争文学ゆえに、重く、暗かった。
ただ、筆者はものすごくよく取材して、そのうえに自分のイマジネーションを膨らませて書いているんだろうなと思った。
難しくて読めないものもあった。
自分にはちょっと合わないかな。
「帰郷」と「夜の遊園地」がよかった。
「帰郷」なんかは、いかにもありがちな話だろう。そのリアリティに脱帽した。そしてあっと驚くような結末に。
これは、ほんとにいい話だった。