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商品説明
2022年、北方領土の日中露合弁会社で日本人が殺された。捜査権がなく、武器も持てない土地で、ロシア系クォーターの警視庁潜入捜査官・石上が、単身事件を追う! 『小説すばる』連載を加筆・修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
北方領土の離島で発見された、日本人の変死体。
捜査権もない、武器もない――圧倒的に不利な状況で、警視庁の潜入捜査官・石上(イシガミ)が真相を追う!
650ページ一気読み! 怒涛のエンターテインメント!!
2022年、雪と氷に閉ざされた北方領土の離島。
日中露合弁のレアアース生産会社「オロテック」で働く日本人技術者が、死体となって発見された。
凍てつく海岸に横たわる死体。何者かに抉りとられていた両目。
捜査権がなく、武器も持てない土地に送り込まれたのは、ロシア系クォーターで中国語とロシア語が堪能な警視庁の石上(イシガミ)だった。
元KGBの施設長、美貌の女医、国境警備隊の若き将校、ナイトクラブのボス……
敵か、味方か? 信じられるのは、いったい誰だ?
日中露三ヵ国の思惑が交錯し、人間たちの欲望が渦を巻く!
大沢在昌、作家生活40年目の記念碑的ミステリー巨編!!
【本の内容】
著者紹介
大沢 在昌
- 略歴
- 大沢 在昌(おおさわ ありまさ)
1956年名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞を受賞。94年『新宿鮫 無間人形』で第110回直木賞を、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞を、10年に第14回日本ミステリー文学大賞を受賞。14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。著書多数。
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紙の本
日中露の関係(ねたばれあり)
2023/11/30 21:33
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投稿者:うさぎのみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
北方領土の離島での日本人技師殺人事件に駆り出されたロシア系クォーター石上刑事。ウクライナ侵攻の今読むとロシアの世相や秘密警察やギャングのおぞましさ、東欧地区への差別や偏見というものをまざまざと感じます。ニュースでよく聞いたオリガルヒという言葉も出て来るし。戦争のこともチラついて読むのが途中で辛くなります。が、話自体は面白いのでスイスイと読むことができました。露はギャングや殺人犯や秘密警察や軍隊、中国は公安が入り込んでいて、日本はただの会社員達と捜査権も銃もない丸腰の石上さんだけの状態だから、絶対この三か国で一番立場弱いし現実では捜査も逮捕も無理だろうなと思いました。あと、かの国の公安が一つの得にもならないのに日本人の主人公助けてくれるかな?そんな生易しいかな?と思いつつもそのキャラ自体は結構好きです。ご飯の自販機があるのが面白かった。