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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/11/05
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/226p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-771685-6

紙の本

みちづれの猫

著者 唯川 恵 (著)

実家の猫に死期が近いことを母親から知らされ、私は東京から金沢に向かうが…。「ミャアの通り道」をはじめ、猫に寄り添われ救われてきた女性たちを描く7編の短編集。『小説すばる』...

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みちづれの猫

税込 1,650 15pt

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商品説明

実家の猫に死期が近いことを母親から知らされ、私は東京から金沢に向かうが…。「ミャアの通り道」をはじめ、猫に寄り添われ救われてきた女性たちを描く7編の短編集。『小説すばる』等掲載をまとめて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた――。
離婚して心身ともに打ちひしがれたとき、大切な家族を亡くしたとき、家庭のある男を愛したとき……人生の様々な場面で、猫に寄り添われ救われてきた女性たちを描く、心ふるえる全七編の短編集。

『ミャアがそろそろ旅立ちそうです』実家の猫に死期が近いことを母親から知らされ、私は東京から金沢へ向かうが……/「ミャアの通り道」

離婚で気力を失い、人付き合いがなくなり生活が荒れていった江美。ある冬の日、マンションのベランダに一匹の猫が現れて……/「運河沿いの使わしめ」

離れて暮らす会社員の息子が急死した。一日のほとんどを仏壇の前に座って過ごす富江のもとに、お線香を上げたいと言う若い女性が訪れ……/「陽だまりの中」

軽井沢のフラワーショップに勤める早映子を訪ねてきた男がいた。それは30年以上前に別れ、ずっと会っていなかったかつての恋人だった……/「残秋に満ちゆく」
【本の内容】

収録作品一覧

ミャアの通り道 5−23
運河沿いの使わしめ 25−51
陽だまりの中 53−82

著者紹介

唯川 恵

略歴
1955年石川県金沢市生まれ。84年「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー。2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞を、08年『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞を受賞。『手のひらの砂漠』『啼かない鳥は空に溺れる』『淳子のてっぺん』など著書多数。

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みんなのレビュー37件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

久々の!

2020/05/06 23:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

唯川さんの新書に高揚しました!今回は猫にまつわる短編集でとても読みやすかったです。人生の最期に誰といたいか、生きていく上で譲れないものは何だろうと考えたくなる本でした。

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紙の本

本当に振り向いたらネコがいるストーリーです

2020/03/31 20:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネコと人間は血は繋がっていないのに家族以上のつながりを感じる1冊7編の物語。「ミャアの通り道」「運河沿いの使わしめ」「陽だまりの中」「祭りの夜に」「最期の伝言」「残秋に満ちゆく」「約束の橋」…全て良いです。掲載順序もとても良い。何となく心が温まります。

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電子書籍

心のよりどころ

2019/11/15 18:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

涙ばかりの話。猫たちが人間の感情を読みとって、寄り添って生きているかに深く感銘。「最後の伝言」の父と娘の話は、ぬいぐるみの猫による言葉がとても悲しく、でも揺さぶられました。

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2019/11/25 21:46

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2019/11/04 20:14

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2020/01/31 09:13

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