「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/11/26
- 出版社: 集英社
- サイズ:19cm/231p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-780871-1
紙の本
凍りついた瞳2020 虐待死をゼロにするための6つの考察と3つの物語
著者 椎名 篤子 (編・著)
虐待死はなぜ起こるのか。どうすれば虐待死を防ぐことができるのか。虐待死をまぬがれた子どもたちを支えるために何ができるのか−。最新の取材に基づいた物語と、日々奮闘する専門家...
凍りついた瞳2020 虐待死をゼロにするための6つの考察と3つの物語
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
虐待死はなぜ起こるのか。どうすれば虐待死を防ぐことができるのか。虐待死をまぬがれた子どもたちを支えるために何ができるのか−。最新の取材に基づいた物語と、日々奮闘する専門家たちからの提言を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
東京都の目黒区と千葉県の野田市で、相次いで起こった惨い虐待死の事件。「ゆるしてください」とノートに書き綴り、「どうにかなりませんか」と教師に訴えた幼い子どもたちを、なぜ救えなかったのか。2000年11月に「児童虐待の防止等に関する法律」が施行され、それから20年経った今でも、虐待死の事件はあとを絶たない。なぜなのか!? 1994年、本書の著者である椎名篤子の「親になるほど難しいことはない」を原作とし、ささやななえにより漫画化された「凍りついた瞳」は、子ども虐待の存在を世に知らしめ、「親が子どもを傷つける、死に至らしめる」という現実が、世間に大きな衝撃を与えた。その後、同シリーズや「『愛されたい』を拒絶される子どもたち」などの作品(いずれも漫画化)で、子ども虐待防止について書き続けてきた著者。本書では、椎名篤子が最新の子ども虐待防止の現場に取材して執筆した3つの物語と、子ども虐待防止の最前線で闘う学者と医師達による、「子ども虐待死」を防ぐための提言を掲載する。
内容
第1章「救えなかった命」
虐待死を防ぐため、医療の現場では何が行われているか…!? 虐待死を見抜けなかった小児科医が、「予期できる死を防ぐ」ためのシステムを作ろうと奔走する物語と、立正大学副学長の大竹智先生、総合病院国保旭中央病院の仙田昌義先生、名古屋大学医学部附属病院の沼口敦先生による、「虐待死とは何か? 虐待死を防ぐため、医療関係者は何に取り組んでいるのか?」を掲載。
第2章「命を守るそれぞれの役割」
虐待を防ぐためには、妊娠期からの家族支援が大切…保健師として多くの家族を見守ってきた、武蔵野大学大学院教授の中板育美先生、病院内の虐待防止チームを率いる、松戸市立総合医療センターの小橋孝介先生が伝える、「母と子を支える虐待防止」の大切さ。物語では、市の相談窓口にSOSを寄せた若い母親を支えるための、保健師と、医療チームの連携を描く。
第3章「死を乗り越えた子どもたちを支えるために」
自立援助ホームでの仕事を離れた佐々生のもとに、ホームを卒業していたソラから「寮を出されて行くところがない」と連絡が。ソラに「家」を! 虐待を生き延びた子どもたちの居場所を作ろうと、心を尽くす女性たちの物語を掲載。児童精神科医として、多くの子どもたちの苦しみと向き合ってきた田中哲先生が、「子どもの心の育ち」について執筆。
日々繰り返される惨い事件の報道に憤るだけではなく、虐待と虐待死の現状を知り、虐待防止に取り組む人たちの思いと闘いに目を向け、「自分に何かできることはないのか?」を問うための1冊。
【本の内容】
著者紹介
椎名 篤子
- 略歴
- 作家、フリー・ジャーナリスト。1993年、子ども虐待を医療側からレポートした『親になるほど難しいことはない』を刊行。1994年、同書を、ささやななえ氏が漫画化した「凍りついた瞳」が女性漫画誌「YOU」に連載され大きな反響を呼び、同書は児童虐待防止法の立法に際し、大きな力となる。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む