読割 50
電子書籍
どうらく息子
著者 尾瀬 あきら
『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子...
どうらく息子
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どうらく息子 1 (ビッグコミックス)
商品説明
『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。落語って何? 古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。
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紙の本
「夏子の酒」の尾瀬あきらが描く落語の世界「どうらく息子」。
2011/02/08 18:20
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「夏子の酒」の尾瀬あきらが落語の世界を描いた「どうらく息子」、
第1巻が出たので早速読んだ。このコミックが話題になっているのは落
語監修として人気の若手落語家柳家三三(さんざ)が名を連ねているこ
とも大きいようだ。ま、監修ってどこがどうなのかよくわからないが。
でも、三三という落語家はとてもいいんです。彼が関わってるだけで落
語ファンとしては何だかうれしい。
さて第1巻だが、保育園の先生をしている翔太という若者が初めて見
た落語に衝撃を受け、入門を果たすまでが描かれている。プロローグと
もいうべき部分だから、これを1巻のうちで収めたのは良かった。誰も
が読みたいのは落語家になってからの話だろうから、前段をダラダラや
られるとしらける。こういう判断は大切なのだ。というわけで、プロロ
ーグの1巻だけで善し悪しを判断するのは難しいが、主人公の翔太のキ
ャラがなかなかいいし、師匠である惜春亭銅楽、弟子である前座の銅ら
美、2つ目の錫楽など周りのキャラもキチンとしているので期待度は高
い。1巻では銅楽師匠が人情噺である「文七元結」を演じるところがハ
イライトだが、尾瀬あきらは噺の部分を実際に漫画として描いている。
これを読むと、まさに寄席で落語を聴いてるような気分になるからさす
がだ。これからいろいろな噺が登場するだろうから、これもまた評価ア
ップの材料である。
いずれにしても、すべてはこれから。入門を果たした翔太がどうやっ
ていっちょまえの落語家になっていくのか。どういう噺を好きになり実
際に演じるようになるのか。ぜひぜひ次を期待して待ちたい。
電子書籍
日本っていいなぁ
2017/06/27 00:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
和風総本家みたいに「日本っていいなぁ」的な作品が多い作家。自分の好きなものをネタにしているでしょうね。1947年生まれって,70歳ですか。その年で現役ばりばりってすごいなぁ。
同じ落語を扱った昭和元禄のような艶っぽさはありません。
他の人も書いていますが,保父から落語家への転身というのがちょっといきなりすぎる。
落語は話の材料として処理されてしまっているので,巻末に解説漫画が付いています。
電子書籍
どうらく息子
2016/03/07 13:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼稚園(保育園かな!?)でやった落語ネタの紙芝居をきっかけに、「どうらく」師匠の寄席を見に行き、落語に惹かれてくる翔太。
冒頭から翔太は落語にお熱!ではなかったけど、ガラ○の仮○の片鱗をちょっと感じたかなぁ...www
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落語家の道
2020/10/19 17:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鎮文修 - この投稿者のレビュー一覧を見る
監修したのが柳家三三師匠であることからずっと読みたいと思っていた。
保育士を目指す若者が惜春亭銅楽の噺を聴いたことによって、落語家に弟子入りを志願することになるという話。
「どうらく」は銅楽と道楽をかけているあたりがいい。巻末に噺のあらすじが掲載されていて、落語を知らない人でも楽しめる。