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演劇プロデューサーという仕事 ~「第三舞台」「劇団☆新感線」はなぜヒットしたのか~
著者 細川展裕
「劇団☆新感線」の舞台裏、すべて明かす!大阪のローカル学生劇団は、なぜ70万人興行のエンタメ集団に化けたのか――。小劇場ブームを牽引した「第三舞台」出身で、現在は「劇団☆...
演劇プロデューサーという仕事 ~「第三舞台」「劇団☆新感線」はなぜヒットしたのか~
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演劇プロデューサーという仕事 「第三舞台」「劇団☆新感線」はなぜヒットしたのか
商品説明
「劇団☆新感線」の舞台裏、すべて明かす!
大阪のローカル学生劇団は、なぜ70万人興行のエンタメ集団に化けたのか――。小劇場ブームを牽引した「第三舞台」出身で、現在は「劇団☆新感線」の快進撃を支える演劇プロデューサー・細川展裕による自叙伝。
<演劇は興行です。興行はお金を集めます。お金は雇用を生みます。社会と演劇はそこで繋がります。したがって、演劇プロデューサーの仕事とは、「演劇を通して雇用を生み出すこと」であると信じています>(序章より)
演劇で稼ぐ――その秘訣とは? 鴻上尚史、古田新太、いのうえひでのりとの対談・鼎談も収録。
◎推薦コメント
君がいて、僕がいた――鴻上尚史(作家・演出家)
こんなにガッツリ自伝とは思わなかった。ただの“真顔でセクハラおじさん”じゃなかったんですね。細川さん、全部、言っちゃったね――宮藤官九郎(脚本家・監督・俳優)
なぜ細川氏は「ウナギ」と呼ばれる様になったのか。その答えは本書に詰まっている。望月三起也先生ごめんなさい――古田新太(俳優)
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紙の本
舞台の裏話満載で面白いし、時代を築いた話でもある
2019/08/09 02:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えび - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、日本の演劇で一番売れておりチケットが取りにくいと言われる「劇団☆新感線」。
舞台にもゲージュツにも然程興味のない一般人である自分が友に勧められてその面白さにハマり、気づけばすっかりほぼ毎公演観るようになってしまった。
そんな劇団☆新感線の仕掛人の一人で、『演劇プロデューサー』という仕事をやっている細川氏の半生を振り返る自叙伝。
新感線の舞台ないしゲキ×シネ(舞台を撮った物を映画館上映)を観た者にとっては、楽屋や稽古場での役者さんの日常を垣間見る事が出来て面白いし、
そういった物を観た事のない者にとっても、舞台にさして興味が無かった細川氏が、生活協同組合勤務時代に教えて貰った哲学を基礎に、人生を、劇団運営の道を切り開いて進んできた話は大変面白かった。
レコード会社勤務時代の話など、今はほぼ失われてしまっているだろう、当時のレコード会社の営業さんとレコード店の日々のやりとりも興味深かった。
舞台に興味がなかった私は、第三舞台の異常とも言えるほどの大ヒットを存じ上げなかったのだが、この本を読んで細川氏は小劇場という全く儲からない舞台演劇を、きちんと働く人、役者さんがお金を貰える方法を創り、一時代を築いたのだと興味深く拝読した。
紙の本
すごい
2020/06/11 13:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついつい役者さんにばかり、目がいってしまいますが、たくさんの才能ある方々に支えられてひとつの劇が完成してるんだな。