サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 17件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2007/05/10
  • 出版社: 小学館
  • レーベル: 小学館文庫
  • サイズ:16cm/281p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-408167-1

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

俠風むすめ (小学館文庫 国芳一門浮世絵草紙)

著者 河治 和香 (著)

前作「笹色の紅」が評論家に絶賛された新鋭が、鉄火肌の浮世絵師国芳と、脳天気な弟子たちの浮世模様を娘の女絵師登鯉の目から描いた、ほのぼのおかしくて、ちょっとせつない書き下ろ...

もっと見る

俠風むすめ (小学館文庫 国芳一門浮世絵草紙)

税込 586 5pt

国芳一門浮世絵草紙1 侠風むすめ

税込 583 5pt

国芳一門浮世絵草紙1 侠風むすめ

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

このシリーズの最新巻を自動購入できます

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 7.0MB
Android EPUB 7.0MB
Win EPUB 7.0MB
Mac EPUB 7.0MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

前作「笹色の紅」が評論家に絶賛された新鋭が、鉄火肌の浮世絵師国芳と、脳天気な弟子たちの浮世模様を娘の女絵師登鯉の目から描いた、ほのぼのおかしくて、ちょっとせつない書き下ろしシリーズ第一作。国芳の娘登鯉は、刺青が大好きで博奕場にも平気で出入りするような“侠風”な美少女。一方で、天保の改革を鋭く諷刺した国芳は、とうとう北町奉行所に召喚されてしまう。【「BOOK」データベースの商品解説】

前作『笹色の紅』で評論家の絶賛を浴びた新鋭作家の、ほのぼのおかしくて、ちょっとせつない書き下ろしシリーズ第1作。 天保の改革で、贅沢なものが次々と禁止になるさなか、見事な戯画で大人気を博した歌川国芳。ついには国芳も奉行所に呼び出され、顔見知りらしかった遠山の金さんと全面対決へ。さて、その顛末はいかなることに!? 国芳と妙ちきりんな弟子たちとが織りなす浮世模様を、国芳の娘の絵師・登鯉の目から格調高く描く。【商品解説】

収録作品一覧

生首 4-43
紋紋 44-111
お俠 112-162

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー17件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

侠風娘と天下一乃げん

2010/11/26 15:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saihikarunogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

夜明けの川をゆく船で、ひとりの娘と男とが会話を交わすところから始まる。まだ十五歳なのに、賭場に出入して、男に送って貰うなんて、この子、大丈夫なの?と思うが、大丈夫なのだ。賭場は、娘の父親の友人が、金持ちや身分の高い武家を相手に開いていて、来たときには、父親の弟子の、いい年をしたおとなと、同伴だった。つまり、彼女は、保護された自由を楽しんでいるのである。だから、彼女が、背中にすてきな彫り物があるという理由で憧れた、別の、父親の弟子に、頼み込んで寝て貰ったり、その後、振り向いてくれない彼を追い掛け回し、彼の妻をけなし、どうあっても思いをかなえられないと知ると、彫り物がみごとだという理由だけで他の男と寝たりしても、だいじょうぶなのだ。彼女のまわりには、いつも、父親の弟子や友人がいて、目を配っていてくれるから。何をやっているんだよ、あほなことするな、おまえが悪い男にひっかかったり病気をうつされたりしないのは、ただに恵まれた環境で運が良かっただけだよ!と、私は思ったが。

彼女の父親は、浮世絵というのは浮世をそっくり絵にしたものだ、筆を握っているだけでは描けない、つまずいたり、みっともないことをしたりして、痛い思いをしないと、人を許すことができない、相手を思いやれるようにならない、と言う。

うん、そうだね。

彼女と同じ年頃の友達は、いやいや売春させられて入水自殺を図ったり、それほどいやがらずにあっけらかんと売春しても、性病に感染してつらい思いをしたり、している。彼女も、友達のために、泣いたり、怒ったりする。

そうして、ついにある日、彼女は、正真正銘の恋をするのだ。相手は、父親の贔屓の彫師の乃げん。「天下一乃げん」の千社札を投げ張りする、かっこいい男で、彼女の身も心もとろけさせる。乃げんは、彼女の父親に、嫁にほしいと頼みに行き、娘がうんと言ったら許す、と返事を貰った。ところが、「天下一乃げん」の千社札を御霊屋に張ったために、役人に捕えられてしまう。この御時勢では、見せしめに、磔にされるのではないか!

彼女は、乃げんのために奔走する。あの賭場に行き、あの、夜明けの船で送ってくれた男に会う。「御奉行」というあだ名のこの男が、もし、ほんとうに御奉行様だったら、助けてくれるかもしれない。でも、腕の彫り物を確かめたら、桜吹雪じゃなかった。文(ふみ)をくわえた女の生首だった。

泣きじゃくる彼女を、「御奉行」は、慰めてくれた。

乃げんは、三宅島に遠島になった。

天保十二年の夏、水野忠邦の改革が始まる直前から、だんだん、改革の「御趣意」が徹底していって、毎日のようにお触れが出て、贅沢が禁止され、頭巾、寄席、開帳、女髪結い、彫りもの、金銀鼈甲のかんざしや、皮の鼻緒、打上げ花火にねずみ花火、夕方、涼み台を出して将棋をすることなどが、次々と禁止され、錦絵、絵草紙も統制され、芝居小屋が猿若町に移転させられ、そして、天保十三年、ついに、歌川国芳が「源頼光公館土蜘蛛作妖怪図」をとがめられて北町奉行所に連行されるまでの、物語である。

天保の改革が庶民にとってどんなに苦しいばかりで意味の無いものだったかが、ありありと、描かれている。

同時に、歌川国芳一家の、生き生きしたありさまが、まるで手で触れるみたいに、描かれている。それはもう、美しい文章で。

ところどころ、おもしろい表現を抜き出してみる。

> いつまでたっても涎繰りだねぇ
> 死なざやむまい三味線枕
> 吉原に行った日にゃ、孔雀の卵じゃないけど、かえった事がないよ
> 豪敵きれいだな
> 煤掃きにだって出てきァしませんぜ
> 馬鹿野郎、ジャラケるのもてぇげぇにしろ!
> けちいまいましい
> いつも筋を出して悪口ばかり言っている
> きら几帳面
> 鬼味噌
> 繰(あやく)りのめされて
> 北山時雨じゃないけれど、ふられて帰る晩もあり
> 空捨鉢(からすてばち)
> 米びつ旦那の荒神さま
> 意地拗(いじく)ね悪い
> そう簡単に熱坊(あつぼう)になられてたまるもんか
> ずっこ抜けに右から左に行っちまう
> ずいぶんと競肌(きおいはだ)の侠風娘(きゃんふうむすめ)だな
> 湯屋(ゆうや)の煙(けむ)
> 鬼一口にやりこめられた

とにかく、最初の一行から最後の一行まで、完璧に美しい。そして、各章ごとの絵がまた、楽しい。最初の章は、河鍋暁斎の、「暁斎幼時周三郎国芳入塾の図」だ。この小説の雰囲気とよく合っている。その後の各章は、国芳の絵が、扉になっている。

インターネットで検索して知ったが、今でも、国芳の絵は、刺青はもちろん、刺子半纏やスカジャンにも、人気がある。千社札も人気がある。ということは、今もどこかで侠風娘と若者が、無言で歩いているかもしれない。決定的な、引き返せない瞬間が来ることを予感しながら。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/09/12 22:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/10/13 22:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/13 03:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/08/26 16:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/09/16 08:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/12/05 22:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/11/22 23:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/06/02 16:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/04/29 21:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/11/03 23:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/04/05 21:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/08/21 22:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/07/08 01:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/01/04 15:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。