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紙の本
徴産制 Boys,give birth for our nation! (新潮文庫)
著者 田中 兆子 (著)
【センス・オブ・ジェンダー賞大賞(2018年度)】2093年、疫病により女性人口が激減した日本で、男性に性転換を課し、出産を奨励する制度が施行された。立場も職業も思想も異...
徴産制 Boys,give birth for our nation! (新潮文庫)
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商品説明
【センス・オブ・ジェンダー賞大賞(2018年度)】2093年、疫病により女性人口が激減した日本で、男性に性転換を課し、出産を奨励する制度が施行された。立場も職業も思想も異なる5人の男性が〈女〉として味わう理不尽と矛盾、そして希望とは…。〔2018年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
女になって、子を産め。国家は僕にそう命じた――。2093年、疫病により女性人口が激減した日本で、満18歳から30歳の男性に性転換を課し、出産を奨励する制度が施行された。貧しい農村に育ったショウマ、政治家を志すハルト、知人の国外脱出を助けるタケル……。立場も職業も思想も異なる5人の男性が〈女〉として味わう理不尽と矛盾、そして希望とは。男女の壁を打ち破る挑戦的で痛快な物語。【商品解説】
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紙の本
人(男)は変わらない
2022/04/18 16:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
21世紀末の、若い女性が極端に少なくなった日本の物語。政府は若い女性に変わって、男子を性転換させて子供を産ませようという徴産制を施行。そんな社会で女性になった5人の男の悲喜劇。
社会の中で女性として生きることのしんどさや面倒に5人はいろいろと気づかされることに。ルッキズム、子供を産むことが嫁の仕事というプレッシャー、セクハラ、シングルマザーの経済的困難・・・。21世紀末の話でありながら、今の日本のリアルでもあります。一方で男にも家父長制をひきず息子への有形無形の圧力なども描かれています。世の中は進んでも、人間は簡単には変わらないのだなぁとため息も。
そして、結局は一旦ことあればタイトルにもあるように「お国のために」が優先されるのかとの思いも。変わらないのは人だけではないのか。
紙の本
出産
2022/11/08 14:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かい - この投稿者のレビュー一覧を見る
男が出産できるという世界で、さまざまな人の物語が展開される。登場人物も多種多様でキャラが非常にたっているので読みやすい