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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2021/01/29
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/124p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-352142-6

紙の本

母影

著者 尾崎 世界観 (著)

小学校でも友だちをつくれず、居場所のない少女は、母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。お客さんを直しているお母さんは日に日に苦しそうになっていく…。第164回芥...

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母影

税込 1,430 13pt

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商品説明

小学校でも友だちをつくれず、居場所のない少女は、母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。お客さんを直しているお母さんは日に日に苦しそうになっていく…。第164回芥川賞候補作。『新潮』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

行き場のない少女は、カーテン越しに世界に触れる。
デビュー作『祐介』以来、4年半ぶり初の純文学作品。

小学校でも友だちをつくれず、居場所のない少女は、
母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。
お客さんの「こわれたところを直している」お母さんは、
日に日に苦しそうになっていく。
カーテンの向こうの母親が見えない。
少女は願う。
「もうこれ以上お母さんの変がどこにも行かないように」。
【本の内容】

著者紹介

尾崎 世界観

略歴
1984年11月9日、東京都生まれ。2001年結成のロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギター。12年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。16年、初小説『祐介』(文藝春秋)を書き下ろしで刊行。他の著書に『苦汁100%』、『苦汁200%』(ともに文藝春秋)、『泣きたくなるほど嬉しい日々に』(KADOKAWA)。千早茜との共著に『犬も食わない』(新潮社)。対談集に『身のある話と、歯に詰まるワタシ』(朝日新聞出版)。

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評価内訳

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こども視点の難しさ

2022/06/18 05:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きが - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の少女の一人称視点の作品ですが、歳相応の幼稚性やこども特有の純粋無垢・無知ゆえの残酷性などをおとなが表現することの難しさのようなものを感じました。
たまにはっとするような文学的表現力を感じる文章もあるのですが、どうしても全体的に恣意的で奇をてらっているような印象がぬぐえませんでした。

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紙の本

うーん

2021/05/26 20:07

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:漂白 - この投稿者のレビュー一覧を見る

だから何、とか言ってはだめだと思うんですが、だから何、と言いたくなるような読後でした。文学賞に受賞したいんだろうなぁというような作品。

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2020/12/19 12:32

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2021/01/30 12:26

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