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電子書籍
尊皇攘夷―水戸学の四百年―(新潮選書)
著者 片山杜秀
「水戸黄門」徳川光圀が天皇に理想国家の具現を見た中国人儒者・朱舜水を師と仰ぎ、尊皇思想が生まれる。幕末、挙国一致の攘夷を説く水戸の過激派・会沢正志斎の禁書『新論』が志士た...
尊皇攘夷―水戸学の四百年―(新潮選書)
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尊皇攘夷 水戸学の四百年 (新潮選書)
商品説明
「水戸黄門」徳川光圀が天皇に理想国家の具現を見た中国人儒者・朱舜水を師と仰ぎ、尊皇思想が生まれる。幕末、挙国一致の攘夷を説く水戸の過激派・会沢正志斎の禁書『新論』が志士たちを感化し、倒幕への熱病が始まった。そして、三島由紀夫の自決も「天狗党の乱」に端を発していた。日本のナショナリズムの源流をすべて解き明かす!
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紙の本
嗚呼、と心がうずく浪漫
2022/02/05 15:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る
具象から歴史へ、那珂川から太平洋へ。
自尊心しかない持たざる藩で生まれたトンデモ思想が幕府を終焉へ導く。方便が現実を凌駕する奇々怪々。壮大な浪漫がそこにはある。
筆致は講談を聞いているような調子。他のことをしていても続きが気になる中毒性の高いコラム集かと思います。