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凡人の怪談 不思議がひょんと現れて
著者 工藤美代子 著
お化けが見えたり不思議な体験をする著者のちょっと笑える不思議な日常。霊感はそれほどないのに奇妙な出来事にいつも遭遇してしまう。自宅のクローゼットにあった骨壷、あの世からの...
凡人の怪談 不思議がひょんと現れて
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凡人の怪談 不思議がひょんと現れて
商品説明
お化けが見えたり不思議な体験をする著者のちょっと笑える不思議な日常。霊感はそれほどないのに奇妙な出来事にいつも遭遇してしまう。自宅のクローゼットにあった骨壷、あの世からの電話回線。心霊写真の話から背中に乗っかった悪魔さんのこと、まで。不思議がひょんと現れていつも笑いとともに去っていく。話題の「婦人公論」連載エッセイの待望書籍化。
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宮部みゆきの紹介で読んだ。加門七海のエッセイが好きならこれも気に入るはず
2023/12/17 21:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともとの題が「不思議がひょんと現れて」
文字通り日常の中で不思議がひょん、と現れるエッセイ集。
視える妻とその妻を冷静に見据える夫。
妻である筆者はカナダで留学時代、古物屋で鎧や昔のアクセサリー、日本人形を買ってきてしまうような人。
そして骨壺やアンティークが夜中に音を立てても、ネズミかしら、で済ませられる。
家探しやホテルでもいろんな気配は感じるのだが、まあいいかで片付けるし、結局住み家としてはわざわざお墓の隣を選ぶ。
そしてルポ作家らしく、その怪異の起こった経緯を調べて、「それなら仕方ないね」とまるっとそのまま受け入れてしまう。
遅れる時計も突然出現するブランド品も、著者にとっては日常のひとコマにすぎない。
たいがいの場合は。
怪奇現象というものは、体験者が怖がらないと怖くないものだと、つくづく思い知ることができた。
癒しの日常オカルトエッセイだった。
紙の本
さらりと怪談
2019/09/03 20:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ことさら怖がらせる気など全くない、ごく自然体の怪談。
怖いのか怖くないのかの境界線上のエピソードをまとめたエッセイ。
怖がりでも読める感じがいい。