「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
万葉集の起源 東アジアに息づく抒情の系譜 (中公新書)
著者 遠藤 耕太郎 (著)
「万葉集」では人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。今も歌垣で恋歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め...
万葉集の起源 東アジアに息づく抒情の系譜 (中公新書)
万葉集の起源 東アジアに息づく抒情の系譜
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「万葉集」では人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。今も歌垣で恋歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の叙情表現の本質を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
恋をしたり、愛する人を失ったりすると、私たちはその心を俳句や短歌に詠もうとする。それは千二百年前に編まれた最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものなのか。著者は、今も恋歌の歌垣や挽歌の伝統が残る中国少数民族にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。【商品解説】
日本人は感動すると、なぜ歌を歌おうとするのか。万葉集に歌われる恋歌や挽歌の本質を、今も残る東アジアの歌垣文化から解読する【本の内容】
著者紹介
遠藤 耕太郎
- 略歴
- 〈遠藤耕太郎〉1966年長野県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。共立女子大学文芸学部教授。一般社団法人アジア民族文化学会代表理事。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
『万葉集』の歌のルーツを中国少数民族の歌文化に求め、わが日本人の抒情表現の本質を明らかにした興味深い一冊です!
2021/03/04 10:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本古代文学及び中国少数民族文化を専門に研究され、これまでに『モソ人母系社会の歌世界調査記録』や『古代の歌 アジアの歌文化と日本古代文学』など興味深い書を発表してこられた遠藤耕太郎氏による作品です。筆者は同書において、「日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ」と述べています。では、『万葉集』の中で、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのでしょうか?さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのでしょうか?同書は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにした貴重な一冊です。