紙の本
東進ハイスクールの英語講師・澤井康佑氏が贈る英語苦手克服法の一冊です!
2021/03/01 15:37
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、東進ハイスクールの英語講師として活躍され、『一生モノの英文法』、『一生モノの英文法COMPLETE』、『一生モノの英語力を身につけるたったひとつの学習法』、『超基礎がため澤井康佑の英文読解教室』、『マンガでカンタン!中学英語は7日間でやり直せる。』などの著作を発表されている澤井康佑氏の作品です。同書の中で筆者は、「英語が難しいのは次の2つが原因です。一つは、英語が日本語と全然別の言語であるから、もう一つは中学・高校で正しい順番で学ばなかったからです。これらを意識して中学・高校の英文法をもう一度学んでみましょう」と提案されています。そして、名詞の用法から五文型、不定詞句や関係詞まで、工夫を凝らした10の講義でこうした内容を分かりやすく解説してくれます。英語が苦手な方は、ぜひ、読んでみてください。
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帯のアオリのとおり
2023/05/21 17:19
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投稿者:ぷー - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯にデカデカと「高校生のときにこの本を読んでいれば……」と書かれているが、通読してなるほど、まさに私もそう思った。わかっているようでわかっていない、日本語話者が感覚的に難しいと感じる、そういうポイントをうまくついている。もう一度復習してから、巻末のおすすめ参考書も手に取りたい。
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微妙かも
2022/02/11 21:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いて座O型 - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに、ちょっと一般的な参考書とは、違う切り口の文法の本だとは思う。ただ、だからわかりやすいかというと、人によるという印象。
問題はいくつかあるんだけど、一つはわかりやすくするつもりの余計な記述が、逆に混乱を招いていること。そして、もう一つは日本語との違いにこだわりすぎてること。この2つはけっこう大きいように思う。
文法好きなら、参考にはなるかな。
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スーッと通読できる。分量もちょうどいい。なかなか英語の文法を説いた本でこういうのはない。改めてなるほどと思うようなところもあったし、なにより英文法の基本事項を、前にあたまに入れたことをそう忘れないうちに学びきれる、というのは貴重。
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東進ハイスクールの講師が、日本人が英語学習でつまずく要素を2つ挙げて、それらをつぶしていく10の講義を展開した本。2つの要素とは、1. 英語と日本語の文法規則の隔たりによるものおよび 2. 英語の教え方によるものである。
自分にとってみれば、久しぶりに英語と日本語の際をじっくりと考えてみる機会になるのではないかと思っている。
オリエンテーション
名詞:緻密な用法
5文型:日本語→英語変換マシーン
現在完了:過去と完了の区別
受動態:発想の違い
疑問文:正しく分類する
関係詞:日本語を出発点に学ぶ
To 不定詞句:最難関
Ing 句と過去分詞句:to 不定詞のライバル
第5文型:SV+文の多様さ
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文法事項が、きれいにまとまっているため、骨子を取り込むのに良い。特に高校生の初めに一通り読み、そこに枝葉を他の文法参考書で付け足していくのが良いのかなとか思った。
たまに、もう少しこの発想を深掘りしてほしいと思う部分もないことはないが、全体的に日本語と比較しつつわかりやすい。
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日本人にとって英語学習の根幹である英文法について、理解すべき重要な部分を新書という少ないページ数に凝縮して解説した本。
「再入門」のタイトル通り、著者が整理・分類した英文法のエッセンスが、さらに英文法の学習を進めるための取り掛かりを与えてくれる。
一部、違和感を覚える解釈もあるが、それは読み手によってさまざまな受け止め方ができると思う。
最後に、本書を再読することや、英語の学習を進めるにあたっての推薦図書も紹介されており、英語教育に対する著者の誠意が感じられる。
英文法の知識をリフレッシュするのにも適した本。
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高校生,大学受験生のための英文法の復習の本.中公新書というパッケージにはちょっと合わないのではないか.高校の英文法の教科書に書いてあることばかりなので途中で読むのをやめてしまった.
著者の辞書にはなんでも書いてあるというアドバイスはもっともだと思うけれど,言葉の苦手な人ほど辞書を読まないし,そもそも電子辞書は読むのには向いていない.
読めない人ほどググってなんとなく意味をとって終わりというのがありがち.
英語でもなんでもそうだけど,本当に上達の価値のあるものほど,上達には時間がかかる.当たり前だけど.その時間が惜しいようだと何も上達しないというのが私の実感.
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英文法を改めて学ぶのには良い本だと思います。日本の辞書がいかに良くできたものであることも知りました。
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とてもためになった。
不可算名詞→抽象ということだけれども、抽象的でないものも不可算名詞である。
例えば、furniture,baggage,jewelryなど。
furnitureは、chair,desk,tableという可算名詞をまとめたもの。同様に、baggageは、bag,suitcase,trank、jewelryはfring,necklace,earringである。
そのため、これらは抽象的な概念と同じ位置づけになり、不可算名詞となるのである。(p28)
英文は、1-5までの5文型に分けられる。
第5文型の見分け方は、動詞の後にある2つの名詞がイコールであることである。(p56)
現在完了形は、過去の出来事の結果、現在、何らかの事態がある、ということを述べています。「過去の出来事の結果を、今、持っている(have)」という意味なのです。(p85)
他にもたくさん記しておきたい内容があったが、一度読んだだけでは上手くまとめることができない。
再読してさらに理解を深めたいと思う。
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大人になって学び直せば、こんなにわかりやすい!誰もがつまずく名詞の用法、5文型、関係詞などを10回の講義で復習してみよう
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https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/01/102628.html
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2021/7/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2021/12/17〜12/30
非常に分かりやすい文法書。最近の英語教育は文法を軽視している感じだが、言語構造がかなり異なる日本人にはやはり文法を、しかも五文型をきっちりやるのが良い、と私も常々思っていたが、本書はまさにその路線で見事に英語の構造を解き明かしていく。帯の文句の通り、高校生くらいの人、あるいは英語が苦手な大学生が読むと良いと思う。
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何とかして英語を理解してもらいたい、10代の学習を無駄にしないでもらいたいという著者の熱意を強く感じた。
自分には理解したとはまだ到底言えないが
「英語学習は進歩しかない、夢も希望もある世界」という言葉を信じて、もう一周読んでみようと思う。
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英語に対する苦手意識を取り除きたい人におすすめ。
【概要】
●英語が難しい2つの原因
●講義内容
名詞、5文型、現在完了、受動態、疑問文、関係詞、to不定詞句、ing句と過去分詞句、第5文型
●お薦めしたい書籍
【感想】
●目から鱗が落ちる本だった。日本の英語教育に関し一部否定している著者が書いただけあって、読んでみると理解しやすかった。
●一読した後、再読で自分なりに体系的に本書の内容を整理すると更に理解が深まった。
●英語は得意だと思っている人もサラッと読んでみる価値はあると思う。少なくとも英検準1級レベル以下の人であれば読んでみた方がよい。英文法力を少しでも補ってくれるのではないだろうか。