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紙の本
アーロン収容所 西欧ヒューマニズムの限界 改版 (中公新書)
著者 会田雄次 (著)
日本軍捕虜に家畜同然の食物を与えて平然としている英軍、捕虜の面前で全裸のまま平然としている女性兵士…。英軍捕虜として、ビルマの収容所で強制労働の日々を送った歴史家が、実体...
アーロン収容所 西欧ヒューマニズムの限界 改版 (中公新書)
アーロン収容所 改版 西欧ヒューマニズムの限界
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商品説明
日本軍捕虜に家畜同然の食物を与えて平然としている英軍、捕虜の面前で全裸のまま平然としている女性兵士…。英軍捕虜として、ビルマの収容所で強制労働の日々を送った歴史家が、実体験から西欧の人種差別観を説く。【「TRC MARC」の商品解説】
イギリスの女兵士はなぜ日本軍捕虜の面前で全裸のまま平気でいられるのか、彼らはなぜ捕虜に家畜同様の食物を与えて平然としていられるのか。ビルマ英軍収容所に強制労働の日々を送った歴史家の鋭利な筆はたえず読者を驚かせ、微苦笑させながら、西欧という怪物の正体を暴露してゆく。激しい怒りとユーモアの見事な結合と、強烈な事実のもつ説得力のまえに、読者の西欧観は再出発をよぎなくされよう。【商品解説】
イギリスの女兵士はなぜ日本軍捕虜の面前で全裸のまま平気でいられるのか、彼らはなぜ捕虜に家畜同様の食物を与えて平然としていられるのか。ビルマ英軍収容所に強制労働の日々を送った歴史家の鋭利な筆はたえず読者を驚かせ、微苦笑させながら、西欧という怪物の正体を暴露してゆく。激しい怒りとユーモアの見事な結合と、強烈な事実のもつ説得力のまえに、読者の西欧観は再出発をよぎなくされよう。【本の内容】
英軍捕虜として、ビルマの収容所で強制労働の日々を送った歴史家が、実体験から西欧の人種差別観を説く。名著を改版で読みやすく。【本の内容】
著者紹介
会田雄次
- 略歴
- 〈会田雄次〉1916〜97年。京都大学文学部史学科卒業。同大学名誉教授。専攻はルネッサンス史。著書に「ルネサンスの美術と社会」「敗者の条件」「逆説の論理」など。
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紙の本
著者の実体験を基にした比較文明論
2019/01/01 17:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tm-pentagon - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミャンマーは英軍アーロン収容所での終戦後2年に渡る著者自らの収容所生活を綴った書。捕虜生活の日常や役務の紹介・解説に始まり、そこでの日本軍将兵間の軋轢や個々人の功績、収容所生活における向き不向きを描写する。英軍の備品を盗む行為やインド兵などとの物品交換が劣悪な生活を凌ぐ上で必須であったという指摘は、実際に捕虜として苦役を乗り越えてきた著者ならではの知見であり、重みのある考察である。また本書は、英兵やインド兵、ビルマ兵、クルガ兵など各国兵士の特徴や他国軍兵士に対する態度について民族的・歴史的要因にまで掘り下げて考察しており、学術的な価値も高かろう。
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今となっては古典
2021/12/07 18:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:健 - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生の時に読みました。小林よしのり氏が本書を引用していて、それがきっかけでしたが、西欧ヒューマニズムを批判的に捉えているところが、当時やや衝撃的だったことを覚えています。