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紙の本
レイテ戦記 1 (中公文庫)
著者 大岡昇平 (著)
【毎日芸術賞】太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔。1は、昭和19年4月の第16師団レイテ島進出から、11月の米軍カリガラ...
レイテ戦記 1 (中公文庫)
レイテ戦記(一)
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商品説明
【毎日芸術賞】太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔。1は、昭和19年4月の第16師団レイテ島進出から、11月の米軍カリガラ進出までを収録。講演「「レイテ戦記」の意図」も掲載。〔中公文庫 1974年刊に「『レイテ戦記』の意図」を付す〕【「TRC MARC」の商品解説】
太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を再現した戦記文学の金字塔。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」(昭和四四年)を付す。〈解説〉大江健三郎
(目次より)
第一巻
1 第十六師団
2 ゲリラ
3 マッカーサー
4 海軍
5 陸軍
6 上陸
7 第二十五軍
8 抵抗
9 海戦巻末付録 講演「『レイテ戦記』の意図」解説 大江健三郎(岩波書店版全集より再録)【商品解説】
太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を再現した戦記文学の金字塔。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」(昭和四四年)を付す。〈解説〉大江健三郎【本の内容】
著者紹介
大岡昇平
- 略歴
- 明治四十二年(一九〇九)東京牛込に生まれる。成城高校を経て京大文学部仏文科に入学。成城時代、東大生の小林秀雄にフランス語の個人指導を受け、中原中也、河上徹太郎らを知る。昭和七年京大卒業後、スタンダールの翻訳、文芸批評を試みる。昭和十九年三月召集の後、フィリピン、ミンドロ島に派遣され、二十年一月米軍の俘虜となり、十二月復員。昭和二十三年『俘虜記』を「文学界」に発表。以後『武蔵野夫人』『野火』(読売文学賞)『花影』(新潮社文学賞)『将門記』『中原中也』(野間文芸賞)『歴史小説の問題』『事件』(日本推理作家協会賞)『雲の肖像』等を発表、この間、昭和四十七年『レイテ戦記』により毎日芸術賞を受賞した。昭和六十三年(一九八八)死去。
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大正から昭和に活躍された大岡昇平氏の傑作です。毎日芸術賞を受賞された作品です!
2020/08/11 09:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『俘虜記』、『野火』、『花影』、『中原中也』など傑作で知られる大正から昭和にかけて活躍された大岡昇平氏の作品です。同書では、「戦争は勝ったか、負けたかというチャンバラではなく、その全体にわれわれの社会と同じような原理が働いている」と述べられ、太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔と言われる作品です中公文庫からは全4巻シリーズで刊行されており、同書は毎日芸術賞を受賞した傑作です。同書の構成は、「1 第十六師団」、「2 ゲリラ」、「3 マッカーサー」、「4 海軍」、「5 陸軍」、「6 上陸」、「7 第35軍」、「8 抵抗」、「9 海戦」、「10 神風」、「11 カリガラまで」、「講演『レイテ戦記』の意図」となっています。
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レイテ戦記1~4を読了
2021/02/26 11:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yakiimo - この投稿者のレビュー一覧を見る
レイテ戦記1~4を読了しました。作者自身は俘虜となり、この戦いにはさんかしてないが、豊富な資料をもとに日本軍の戦いを描いています。ノモンハン戦争やインパール戦争と同様、問題点がよく描かれていると思いました。