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紙の本
タミーを救え! 川の光 2 下 (中公文庫)
著者 松浦寿輝 (著)
渋谷のスクランブル交差点でバラバラになってしまった救出チーム。ある者は地下ギャングと闘い、ある者は病に倒れ、それでも必死に旅を続ける。7匹は再び結集し、囚われのタミーを見...
タミーを救え! 川の光 2 下 (中公文庫)
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商品説明
渋谷のスクランブル交差点でバラバラになってしまった救出チーム。ある者は地下ギャングと闘い、ある者は病に倒れ、それでも必死に旅を続ける。7匹は再び結集し、囚われのタミーを見つけ出すことができるのか?〔「川の光 2」(2014年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
あの子がさらわれた!
囚われの身となったゴールデン・レトリーバーのタミーを奪還するべく、
クマネズミのタータとチッチをはじめとする大小7匹の動物混成部隊が、東京大横断の旅に出た――
大人気を博した「小さなネズミ一家の大きな冒険譚」、
あの『川の光』の仲間たちが、今度はまさかの事件に巻き込まれる。
フリスビー盤での川下り、ベランダを伝った高層マンションからの脱出、
地下ギャングとの闘い……ある時はタワーに昇り、ある時は空を飛び、
友だちのために何ができるかだけを考え、にわか救出チームは東京中を駆け巡る!
本書で大奮闘する“7匹のサムライ”
マクダフ:チームリーダーの小型雑種犬
、キッド:誇り高い、若きクマタカ、タータ&チッチ:川に住むクマネズミの兄弟、ビス丸:おっちょこちょいのシェパード
、リル:気の強いおきゃんなスズメ、マルコ:酒に目のないドブネズミ【商品解説】
著者紹介
松浦寿輝
- 略歴
- 一九五四年、東京都生まれ。詩人、小説家、批評家。八八年に詩集『冬の本』で高見順賞、九五年評論『エッフェル塔試論』で吉田秀和賞、二〇〇〇年小説『花腐し』で芥川賞、〇五年『半島』で読売文学賞、一五年『明治の表象空間』で毎日芸術賞、一七年『名誉と恍惚』で谷崎潤一郎賞を受賞するなど、縦横の活躍を続けている。
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安定感のある物語で楽しく読めます。
2021/01/31 22:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にあまま - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞の連載でずっと読んでいて、本が出たので購入。
面白くて休刊日が無ければ良いのにと思うほどでした。
タミーを助けに行こう!の流れになるほど愛されているのは理解している。
でも実際は子供でも分かるほど大変なんだと読み取れます。
逸れたり怖い目にあったり、でもタミーに逢うために頑張る仲間達。
メンタルが少し弱い私は単純でもあるので、
こういった内容のお話でエネルギーが補給できます。
我が子がまだ小学生くらいだったら読ませたかったな。
紙の本
数々の名作を発表してこられた松浦寿輝氏の傑作です!
2020/08/10 11:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『冬の本』(高見順賞)、『エッフェル塔試論』(吉田秀和賞)、『花腐し』(芥川賞)、『半島』(読売文学賞)、『明治の表象空間』(毎日芸術賞)など数々の名作を世に送り出してこられた小説家で、詩人で、評論家の松浦寿輝氏の作品です。同書は、中公文庫で上下2巻シリーズで刊行されているうちの下巻です。同書の内容は、上巻に引き続き、渋谷のスクランブル交差点でバラバラになってしまった救出チームですが、ある者は地下ギャングと闘い、ある者は病に倒れ、それでも謎の「タワー」を目指し必死の旅を続けます。果たして7匹は、再び集結し、囚われのタミーを見つけ出すことができるのでしょうか?彼らに残されたのは、互いへの信頼だけなのです。松浦氏が読者に贈る感動の一冊です!