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商品説明
人びとがもつネットワークや信頼関係「ソーシャル・キャピタル」は、格差の縮小あるいは拡大に、どのような影響をもたらしているのか。計量データをさまざまなアプローチから分析し、現代日本の課題を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)とは,人々の有する人間関係や社会的ネットワーク,信頼関係の多寡を指す概念である.本書は,大規模調査の成果をもとに,ソーシャル・キャピタルが地域社会における生活にどのように活用され,効果をあげているかについて,実証的に明らかにする.【商品解説】
目次
- まえがき(辻 竜平・佐藤嘉倫)
- ? 地域格差とソーシャル・キャピタル
- 1章 信頼と連帯に支えられた社会を構築する――社会関係資本の視点から(今田高俊)
- 2章 ソーシャル・キャピタルと市民社会(三隅一人)
- 3章 自治体間競争と社会関係資本論――政策格差との関連を中心として(福島康仁)
- 4章 地方自治体の政策と社会関係資本――長野県下條村の合計特殊出生率をめぐって(辻 竜平)
- II 家族格差とソーシャル・キャピタル
- 5章 結婚とソーシャル・キャピタル――何人と恋愛すれば結婚できるのか(小林 盾)
収録作品一覧
信頼と連帯に支えられた社会を構築する | 今田高俊 著 | 17−34 |
---|---|---|
ソーシャル・キャピタルと市民社会 | 三隅一人 著 | 35−51 |
自治体間競争と社会関係資本論 | 福島康仁 著 | 53−71 |
著者紹介
辻 竜平
- 略歴
- 〈辻竜平〉1968年生まれ。信州大学人文学部准教授。著書に「中越地震被災地研究からの提言」など。
〈佐藤嘉倫〉1957年生まれ。東北大学大学院文学研究科教授。著書に「ゲーム理論」など。
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