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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/10/27
- 出版社: 東京大学出版会
- サイズ:21cm/304p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-13-063363-5
読割 50
紙の本
精霊の箱 チューリングマシンをめぐる冒険 上 (ARCHIMAGE GARRET’S APPRENTICESHIP)
著者 川添愛 (著),近づく (著)
新米魔術師になって数か月、ガレットの前にはさらなる波乱万丈の運命が待ち受けていた−。「チューリングマシン」をテーマに、言語理論に基づく壮大な世界観を冒険物語の形式で描きき...
精霊の箱 チューリングマシンをめぐる冒険 上 (ARCHIMAGE GARRET’S APPRENTICESHIP)
精霊の箱 上
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商品説明
新米魔術師になって数か月、ガレットの前にはさらなる波乱万丈の運命が待ち受けていた−。「チューリングマシン」をテーマに、言語理論に基づく壮大な世界観を冒険物語の形式で描ききった、「白と黒のとびら」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】
新米魔術師になって数か月.ガレットの前にはさらなる波乱万丈の運命が待ち受けていた――『白と黒のとびら』第2弾は,チューリングマシンがテーマ.主人公をはじめとする様々な登場人物とともに,「計算」の本当の姿、またそれにまつわる数々の話題に親しもう.【上下巻】【商品解説】
目次
- <a href="http://www.utp.or.jp/topics/files/2016/63363_chap1.pdf">こちらから第1章を試し読みすることができます</a>(PDF,4MB)
- ★浅井健一氏(お茶の水女子大学准教授)推薦
- 「人は土壇場のぎりぎりのところで何を選択するのか.『白と黒のとびら』待望の続編.言語理論に基づく壮大な世界観を見事に描ききった傑作.」
- 【本書巻頭より】
- 今作のテーマは「チューリングマシン」です.物語は,前作『白と黒のとびら――オートマトンと形式言語をめぐる冒険』最終章の数ヶ月後から始まります.前作と同様,作中の人物,団体,場所,物理・化学法則はすべて架空のものですが,物語の根底を流れる数学的原理は現実のものです.ガレットを始めとする登場人物たちと一緒に,「計算」という概念の本当の姿,またそれにまつわる数々の話題に親しんでいただけましたら幸いです.
- 【本書で扱っているトピック】
- ●チューリングマシンの表現
著者紹介
川添愛
- 略歴
- 〈川添愛〉九州大学大学院にて博士号(文学)取得。国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。専門は言語学、自然言語処理。著書に「白と黒のとびら」がある。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より
書標(ほんのしるべ)さん
前作『白と黒のとびら』(同社・2800円)で魔術師に弟子入りした少年が、今度は新米魔術師として数々の謎に挑む……あらすじはまるっきりファンタジー小説だが、れっきとしたコンピュータ書。主人公が様々な魔術の試練へと形を変えたプログラミングの問題に挑む姿を通して、計算とコンピュータの基礎を学ぶ。前作はオートマトンと形式理論について、本書ではチューリングマシンを扱う。
紙の本
万能装置
2017/03/16 14:07
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
呪文の話は、白丸と黒丸の文字列の判定原理を拡張して、数と計算の話になります。より計算機っぽくなった印象です。前作と同様に読み物としてもおもしろいし、計算機の知識がある人には、著者のイメージの元を想像する楽しさがあります。計算の考え方に馴染みがある人にも、ない人にもおすすめです。