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アリスマ王の愛した魔物
著者 小川 一水
弱小なディメ王国の醜悪な第六王子アリスマは、その類まれなる計算能力によって頭角を現していくが――森羅万象を計算し尽くす夢に取り憑かれた王を描き、星雲賞を受賞した表題作、な...
アリスマ王の愛した魔物
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アリスマ王の愛した魔物 (ハヤカワ文庫 JA)
商品説明
弱小なディメ王国の醜悪な第六王子アリスマは、その類まれなる計算能力によって頭角を現していくが――森羅万象を計算し尽くす夢に取り憑かれた王を描き、星雲賞を受賞した表題作、なぜか自律運転車に乗せられる人型ロボット、アサカさんを通して、AIの権利を考察する書き下ろし「リグ・ライト――機械が愛する権利について」ほか全五篇。
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紙の本
良いものを読んだ気分になれる。
2018/01/14 19:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
寓話のような、それほどハードでないSFだが、丁寧に作り込まれているので文学というか良いものを読んだ気分にさせてくれる。表題作も良いが、人工知能と自動運転を真剣に考えた最後の中編も面白かった。長編も良いが、著者は短編もいいね。