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アイリッシュマン 上 (ハヤカワ文庫 NF)
アイリッシュマンことフランク・シーランは、全米を震撼させた1970年代の失踪事件の立役者だった。米国黄金期に暗躍したマフィアとヒットマンの冷徹な生きざまを本人の証言で描き...
アイリッシュマン 上 (ハヤカワ文庫 NF)
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商品説明
アイリッシュマンことフランク・シーランは、全米を震撼させた1970年代の失踪事件の立役者だった。米国黄金期に暗躍したマフィアとヒットマンの冷徹な生きざまを本人の証言で描き出す。NETFLIX映画の原作。【「TRC MARC」の商品解説】
「ペンキ塗り」は殺しの隠語。米20世紀史の裏で暗躍した凄腕ヒットマンが壮絶な半生を自ら語る映画化原作ノンフィクション【商品解説】
「ペンキ塗り」は殺しの隠語。米20世紀史の裏で暗躍したマフィアヒットマンが壮絶な半生を自ら語る映画化原作ノンフィクション【本の内容】
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正直云って、翻訳がイマイチ
2022/04/10 15:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は申し分ない。ネタバレになるので詳細は下巻読了時に回すとして、「ジミー・ホッファとその時代」とでも云おうか、オールスターズとマフィア、そしてRFKを筆頭とする政治・法務当局との暗闘の歴史をインサイダーとして語り尽くした濃厚な一書。JFK暗殺やMMの死などについても大いに関心があるので、本書は大変参考になりました。
「ジアンカーナはときおり、ジャック・ルビーというダラス在住の男をともなっていた。ジャック・ルビーには何度か会った。ジミーの息子もホテルで彼に会っていたようだ。ルビーはジアンカーナの部下で、ジアンカーナはレッド・ドーフマンの部下だった。あるとき、全員で食事に出かけた際、ルビーはジアンカーナのためにダラスからブロンド女を連れてきていた。ジミー・ホッファはたまたまジャック・ルビーと顔をあわせたわけでは絶対にない。面識があった。それもジアンカーナからだけではなく、レッド・ドーフマンからも紹介されていた。」(207頁、加えて42頁)
「ラガノの話では、それから数ヵ月後の一九六三年七月二三日、火曜日-ケネディ大統領が暗殺される四ヵ月まえだ-五月と六月に判決がくだった裁判のことでホッファに会ったとのことだ。ホッファは怒りで我を忘れていた。彼はラガノに言った。「何か手を打つ必要がある。あんたの友人とカルロスが連中を片づける、あのくそったれのジョン・ケネディを消す時が来た。絶対に殺さなくちゃならん。いま言ったことを、必ずふたりに伝えてくれ。もう時間がない-何か手を打つんだ」」(269~70頁、なお278~80頁)
「ウォーレン委員会が一九六四年の報告書を発表した二年後、ボビー・ケネディは兄の政権時のホワイトハウス補佐官リチャード・グッドウィンに言った。「あれがキューバ人の仕業だとは、一瞬たりとも思わなかった。もし誰かが関与しているとしたら、犯罪組織だ。だが、それについて私にできることは何もない。いまのところは」(281頁、なお253頁、282~6頁及び305~6頁)
「ジミーの話では、ボビー・ケネディとマリリン・モンローがセックスしているときの録音テープがあるとのことだった。ジョニー・ロッセーリとジアンカーナが、マリリン・モンローの自宅に盗聴器をしかけたらしい。テープを聞かせてもらったことはないが、ほんとうにあるとすれば、議会の聴聞会で流してやるとジミーはたくらんでいたようだ。」(299~300頁)
ただ、一点、翻訳がイマイチなのは残念。どう考えても、文脈や語の指示関係を明確に捉えていない箇所が多く、やっつけ仕事の印象。(例えば、175頁、176頁、186頁、196頁、212頁、295~6頁などなど。特に、176頁の第2パラなんて、まったく意味がとれないし(これを理解できたらスゴイ)、212頁3行目で「オズワルド」とあるのは、そうじゃなくて明らかにJFKでしょうに。グーグル翻訳に下訳をさせてそれを修正したのだろうか?)また、欲を云えば、人名索引と人物紹介も簡単でいいので欲しかったところ。
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アイリッシュマン 上
2020/02/03 22:53
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジミーフォファーとケネディーの確執、イタリアマフィアの大物ファブリーノなど、1960年代のギャングと暴力のフィクション、当時の男たちの考えがシーラン(アイリッシュマン)を通して良くわかりました。後半に組合がどうなるのか読み続けていきます。