「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か? 偽物か? 各章の最終ページを捲ると現れる地図や写真の意味が解った瞬間、物語の別の顔が見えてくる…。驚愕ミステリー。『オール讀物』他掲載に書き下ろしを加え単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。
『向日葵の咲かない夏』の原点に回帰しつつ、驚愕度・完成度を大幅更新する衝撃のミステリー!
第1章「弓投げの崖を見てはいけない」
自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く。
第2章その話を聞かせてはいけない」
友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か? 偽物か?
第3章「絵の謎に気づいてはいけない」
宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが。
どの章にも、最後の1ページを捲ると物語ががらりと変貌するトリックが……!
ラストページの後に再読すると物語に隠された〝本当の真相〟が浮かび上がる超絶技巧。
さらに終章「街の平和を信じてはいけない」を読み終えると、これまでの物語すべてがが絡み合い、さらなる〝真実〟に辿り着く大仕掛けが待ち受ける。
「ここ分かった!?」と読み終えたら感想戦したくなること必至の、体験型ミステリー小説。【商品解説】
収録作品一覧
弓投げの崖を見てはいけない | 5−87 | |
---|---|---|
その話を聞かせてはいけない | 89−149 | |
絵の謎に気づいてはいけない | 151−225 |
著者紹介
道尾秀介
- 略歴
- 〈道尾秀介〉1975年生まれ。「背の眼」でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。「光媒の花」で山本周五郎賞、「月と蟹」で直木賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
よく読んで考える必要あり
2022/10/03 08:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いずこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
写真を見ただけでは「どういうこと?」となるけれど、ちゃんと読んで考えればスッキリわかる内容でした。
また第4章も、第1章から第3章までの真相が分かるようになっているのでモヤモヤは少し減るかと思います。
自分は考察、推理が好きなので楽しく読むことが出来ました。
【各章の感想】
第1章は文章中でもひっくり返されて、おぉ!となったところに写真で締められ、1度見ただけでは分からなかったのですが、紙とペンを出してもう一度読んだら「あぁ…!」となりました。1番好きな話。
第2章は色んな要素があって、どういう着地を迎えるのか身構えて読んでいましたが、最後「え???」となる終わりでした。写真を見ても「え!?わからん!?」と困惑しましたが、写真をじっっっくり見ると分かるようになっていました。この話は第4章で答え合わせ出来るようになっています。
第3章は所々違和感を感じていましたが、写真でゾッとしました。「お前マジか…」ってなります。
第4章は全ての真相がハッキリとは書かれていないものの、ちゃんとわかるようになっています。
結末は、別の意味でモヤモヤするというか…私にとっては辛い結末だと感じました…。
電子書籍
肩肘張って読んでは「いけない」
2020/05/03 23:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あああああ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、頭をからっぽにして、サクッと読んでしまうことをオススメします。恐らく、その方が「あれ?この表現おかしくない?」と気づきやすいはず。
その場で深読みせず、再読のフラグとして捉えておくと、ストレスなく周回を堪能できるでしょう。
一般的な小説では、ついつい写真やイラストを流し読みしてしまいますが、この作品では超重要なポイントです。目を皿にして「何が変わったのか」「どこが変なのか」を把握しておくべき。
私は事前情報なく読み始めましたので、肩肘張らずに楽しめました。特に「向日葵の咲かない夏」が好きな方は、この作品の雰囲気も堪能できるのではないでしょうか。。
紙の本
いけない
2019/10/05 07:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうなるのか、わくわくしながら物語の世界に引き込まれました。ラストに、ああ、そういうことだったのかと分かるのが気持ちよくなります。途中で難しいというか、よく分からない所があり、諦めそうになりましたが、最後まで読んで良かったです。
紙の本
読者を楽しませてくれるミステリー
2019/07/22 02:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ATSUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1章は謎解き企画で発売前に読んでいて地図を見てわかってたつもり。第2章は以前、電子書籍で読んだのですがその時は特になんの感想もなく…。今回、通して読んで なるほど〜という感じでした。最終章で全てが絡み合い…ラストは謎ですが。ラストの絵に込められたのは想いなのか謎なのか。もう1度読んでみます。
凄く楽しませてもらえる1冊ではあるのですが、私は正直、小説としては道尾さんの中では「真備シリーズ」や「龍神の雨」「スケルトンキー」が好きです。
気が向いたら、でいいので「真備シリーズ」はまた書いてほしいです。
紙の本
do not
2019/08/25 13:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
道尾秀介さんの小説も好きで、いろんな読んでいます。
本書は実験的な作品で、読み返すことで理解が深まるもよう。様々な謎が解けるようです。再読しなければ「いけない」のですが、どうもそういう気分になれませんでした。残念ながら、もう一度読もうと思うだけの魅力が感じられない。