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商品説明
阿部和重邸に、アメリカから瀕死の諜報部員が転がり込んだ。アメリカ大統領に迫る核テロの危機。CIAケースオフィサーと阿部は、世界を破滅させる陰謀を阻止できるのか…。神町シリーズ最終章。『文學界』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
いまや阿部の手によって、物語は象徴性と固有性の重力圏から離脱しつつある。――斎藤環氏(精神科医・批評家)
著者は、日米関係そのものを体現する壮大な偽史を書き上げたといえるだろう。――大和田俊之氏(アメリカ文学者)
ラリー・タイテルバウムと阿部和重は本作の中で本作の中の世界を救ったが、次に、あなたの世界であなたの世界を救うのは、あなた自身なのだ。――樋口恭介氏(作家)
劉慈欣《三体》三部作は全世界で2900万部以上という驚異的なベストセラーに成長したが、《神町》三部作は文学的にもスケール的にも(ついでに分量的にも)じゅうぶんそのライバルとなりうる小説だ。――大森望氏(翻訳家・書評家)
現実が終わり、伝説も終わる――
作家・阿部和重の東京の自宅に、ある夜、招かざる客が
瀕死の状態で転がり込んできた。
その男・ラリーの正体は、CIAケースオフィサー。
目的は、地下爆発で国会議事堂が崩落したことにより首都機能が移転され、
新都となった神町に古くから住まう菖蒲家の内偵。
新都・神町にはまもなく、アメリカ大統領オバマが来訪することになっていた。
迫りくる核テロの危機。
新都・神町に向かったCIAケースオフィサーと、幼い息子を連れた
作家は、世界を破滅させる陰謀を阻止できるのか。
『シンセミア』『ピストルズ』からつづく神町トリロジー完結篇。
作家、3歳児、CIAケースオフィサーによる破格のロードノベル!【商品解説】
著者紹介
阿部和重
- 略歴
- 〈阿部和重〉1968年山形県生まれ。「シンセミア」で伊藤整文学賞・毎日出版文化賞、「グランド・フィナーレ」で芥川賞、「ピストルズ」で谷崎潤一郎賞を受賞。
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これはこれで面白いが
2021/12/28 14:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
メタフィクションと国際的陰謀を扱った荒唐無稽なB級映画とを組みあわせたかのような本作の好みは結構分かれるかもしれない。これはこれで面白くはあるが、期待しているのはこの路線ではないんだけどなあとも思ってしまった。