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紙の本
利休にたずねよ (文春文庫)
著者 山本兼一 (著)
【直木賞(140(2008下半期))】最後まで己の美学を貫き、天下人・秀吉に疎まれ、切腹を命ぜられた千利休。心の中にいつも棲んでいたのは、19のときに殺した女だった…。お...
利休にたずねよ (文春文庫)
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商品説明
【直木賞(140(2008下半期))】最後まで己の美学を貫き、天下人・秀吉に疎まれ、切腹を命ぜられた千利休。心の中にいつも棲んでいたのは、19のときに殺した女だった…。おのれの美学だけで天下人・秀吉と対峙した男・千利休の鮮烈なる恋、そして死を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
わしが額ずくのは、美しいものだけだ──
最後まで己の美学を貫き、天下人・秀吉に切腹を命ぜられた千利休。
その心の中にいつも棲んでいたのは、十九のときに、殺した女だった……。
利休に艶やかな感性を与えた、秘めた恋と人生の謎に迫る 山本文学の金字塔。
圧倒的な筆力をもって描かれた第140回直木賞受賞作。
2013年には市川海老蔵主演で映画化され、モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞受賞。
本文より─
なぜだ。なぜ、あんなふうにいともあっさり、美しいものを見つけ出すことができるのか。 ─秀吉
──聡すぎはしまいか。聡い男は重宝されても、聡すぎる男は、嫌われる。─家康
あなた、ほんとうにわたしでよいのでしょうか。─宗恩
2014年に惜しくも逝去された著者と浅田次郎氏との直木賞受賞記念対談も収録。
刊行にあたり浅田氏からは「対談によせて」というお言葉もいただいてます。【商品解説】
千利休が肌身離さず持っていたものとは? 美の求道者ゆえ秀吉に疎まれ切腹を命ぜられた利休の謎と秘めた恋に迫る山本文学の金字塔。【本の内容】
収録作品一覧
死を賜る | 9−27 | |
---|---|---|
おごりをきわめ | 28−46 | |
知るも知らぬも | 47−64 |
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気高き茶人
2020/03/18 19:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スカイブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る
利休というと近寄り難い感じがするが、安易に人を寄せ付けない気高さがあるからだろう。秀吉との好みの差が描かれることにより、利休の人となりがわかるようになっている。他人に及ばない審美眼を持つ利休は、最期までつまらぬ秀吉の命には従わない。媚びへつらわず、自分の想いを貫く利休は格好良い。
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文庫
2021/07/21 01:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代物は一定数の読者がいるのか、版元を変えて文庫が出たりするのが嬉しいです。カバーも変わっていい感じ。