電子書籍
浮遊霊ブラジル
著者 津村記久子
「死にたい。死んでるけど」ユーモラスで優しい世界にたゆたう人々。・給水塔と亀/定年退職し帰郷した男の静謐な日々を描く川端康成文学賞受賞作。・地獄/「物語消費しすぎ地獄」に...
浮遊霊ブラジル
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浮遊霊ブラジル (文春文庫)
商品説明
「死にたい。死んでるけど」
ユーモラスで優しい世界にたゆたう人々。
・給水塔と亀/定年退職し帰郷した男の静謐な日々を描く川端康成文学賞受賞作。
・地獄/「物語消費しすぎ地獄」に落ちた女性小説家を待ち受ける試練。
・浮遊霊ブラジル/初の海外旅行を前に急逝した私は幽霊となり旅人たちに憑いて念願の地を目指す。
(上記ほか4篇収録)
本書で第27回紫式部文学賞を受賞。
自由で豊かな小説世界を堪能できる珠玉の短篇集。
解説・戌井昭人
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紙の本
魅力的な軽薄さ
2020/01/26 00:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K.ザムザ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本短編集は生や死をテーマとした作品がいくつか収録されているが、いずれも語り口が良い意味で軽薄で軽快に読ませる。後半4編(「地獄」「運命」「個性」「浮遊霊ブラジル」)を非常に楽しく読んだ。特に表題作は主人公のような状態になったら誰しもこんな感じなのではと思わされた。
紙の本
漂う7編
2020/05/11 18:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
生きているのか死んでいるのか曖昧な、表題作が不思議な味わいです。無国籍感がたっぷりな、その他の短編も忘れ難いです。
電子書籍
ふわふわするする
2023/10/21 15:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集。それぞれのお話は、ふわふわ、するすると読み進められるけれども、すべて微妙な余韻が残るような気がします。
個人的にはうどん屋のお話が一番好きです。
紙の本
久しぶりに小説を
2020/03/16 17:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:十番侍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んだ。短編集だけど。とあるブログでとりあげられていたので、購入。本で読む物語の登場人物に気持ちが入らなくなったので、日本の小説としては10年ぶり(以上?)の読書。書評は無料で書かないので多くは語らないけれど、結論からいえば、良い時間を過ごせたと感じている。
電子書籍
短編七話
2022/12/14 23:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
三話目まではエッセイみたいな感じだが、四話目の「地獄」以降は現実離れしてくるので普通の小説として読める。ただ全体に淡々とした感じで刺激を求める読者は物足りなさを感じるかも