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紙の本
2050年のメディア (文春文庫)
著者 下山 進 (著)
紙かデジタルか、技術革新かスクープか。『読売新聞』『日経新聞』『Yahoo!JAPAN』を軸に、インターネット以降に起きた世界のメディア界の地殻変動を描く。新章「新聞vs...
2050年のメディア (文春文庫)
2050年のメディア
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商品説明
紙かデジタルか、技術革新かスクープか。『読売新聞』『日経新聞』『Yahoo!JAPAN』を軸に、インターネット以降に起きた世界のメディア界の地殻変動を描く。新章「新聞vs.プラットフォーマー」を加筆し文庫化。〔2019年刊に文庫新章「新聞vs.プラットフォーマー」を書き下ろす〕【「TRC MARC」の商品解説】
読売、日経、ヤフー、波乱のメディア三国志!
大幅加筆400字70枚でここに完結!
インターネット上で巨大化しているプラットフォーマーたちに、今日の競争政策はうまく機能していないとして、独占禁止法の強化を主張する思潮が全世界を覆う。日本に独自に成立しているプラットフォーマー、ヤフーにも公正取引委員会のメスが入ることになる。だが果たして新聞の凋落はプラットフォーマーだけのせいなのか?
著者は、日経、読売、ヤフーの三社のみならず、ニューヨーク・タイムズ、英エコノミスト誌から鳥取のローカルメディアにいたるまでを、丹念に調査し、「持続可能なメディアとは何か」を、30年にわたるメディアの興廃史の中から掘りさげていく。
文庫書き下ろし新章 新聞VS・プラットフォーマー
大きくなりすぎたヤフーに対して公正取引委員会のメスが入る。「国境なき記者団」にネットの言論空間正常化のためのシステムを依頼された村井純は、読売の山口寿一に会う。
第一章 最初の異変
第二章 中心のないネットワーク
第三章 青年は荒野をめざす
第四章 読売を落とせ
第五章 ライントピックス訴訟一審
第六章 戦う法務部
第七章 日経は出さない
第八章 真珠のネックレスのような
第九章 朝日、日経、読売が連合する
第一〇章 「あらたにす」敗れたり
第一一章 アンワイアード
第一二章 イノベーションのジレンマを破る
第一三章 日経電子版創刊
第一四章 内山斉退場
第一五章 「清武の乱」異聞
第一六章 論難する相手を間違っている
第一七章 ニューヨーク・タイムズの衝撃
第一八章 両腕の経営は可能か?
第一九章 スマホファースト
第二〇章 ヤフー脱藩
第二一章 ノアドット誕生
第二二章 疲弊する新聞
第二三章 未来を子どもにかける
第二四章 未来をデジタルにかける
第二五章 未来をデータにかける
終章 2050年のメディア
文庫書き下ろし新章 新聞VS・プラットフォーマー
【商品解説】
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アナログ対デジタル
2023/05/21 00:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
紙媒体対ネット、アナログ対デジタルの代理戦争を描くノンフィクション。途中で巨人原監督のスキャンダルを巡る訴訟やあの清武の乱などの少し主題からは外れた離れた話もありますが、下がる一方の購読者数に頭を抱える新聞社がこの先どうやって生き残っていくのか模索しているのが印象深いです。しかしこの時勢にあってまだ紙媒体の有用性を唱える新聞社の幹部と同様に、ヤフーがスマホという新たな物体に対しパソコンの有用性を信じて疑わなかったというのは笑えましたね。 思えば我が家も新聞購読やめて丸10年、なくても困らないことを実感してます。