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商品説明
【伊藤整文学賞評論部門(第25回)】漱石が植民地・満洲で果たしていた知られざる使命、鷗外が「うた」に隠した戦場での真実と良心の疼き…。異国語としての「日本語」を生き、抗った数多くの作家たちとその文学を、多くの資料により検証した日本語文学史。〔初版:メタローグ 1998年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
文学の歴史の「失われた環(ミッシングリンク)」が、そこに残っている
漱石が、植民地「満州」で果たしていた、知られざる使命
鴎外が、「うた」に隠した戦場での真実と良心の疼き
異国語としての「日本語」を生き、抗った、数多くの作家たち
あくなき資料検証と、深い思索がひらいた、未踏の日本語文学史
1998年初めに旧版『国境』を上梓したとき、自分にとって、このテーマはきりのない仕事になるのだろうな、と実感した。日本の旧植民地を背景として書かれた、たくさんの(そして、いまは大半が忘れられている)「日本語文学」と、そこに流れた精神史のかかわりを明らかにしたいと考え、手探りでこの作業に取り組みはじめたのは、まだ、1990年代の前半だった。(中略)『国境』の仕事を今度こそ本当に完結させるためには、さらに自分はここから何を書くべきか。足かけ20年ごしで、やっと、それが見えてきた。
これを実行したのが本書『国境[完全版]』である。(本書あとがきより)【商品解説】
著者紹介
黒川 創
- 略歴
- 〈黒川創〉1961年生まれ。同志社大学文学部卒業。作家。「かもめの日」で読売文学賞受賞。ほかの著書に「明るい夜」「いつか、この世界で起こっていたこと」など。
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