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言葉の誕生を科学する (河出文庫)
人間が“言葉”を生み出した謎に、科学はどこまで迫れるのか? 鳥のさえずり、クジラの鳴き声など、言葉の原型をもとめて人類以前に遡り、小説家・小川洋子と科学者・岡ノ谷一夫が、...
言葉の誕生を科学する (河出文庫)
言葉の誕生を科学する
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商品説明
人間が“言葉”を生み出した謎に、科学はどこまで迫れるのか? 鳥のさえずり、クジラの鳴き声など、言葉の原型をもとめて人類以前に遡り、小説家・小川洋子と科学者・岡ノ谷一夫が、言語誕生の瞬間を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小川 洋子
- 略歴
- 1962年岡山県生まれ。早稲田大学卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞、「妊娠カレンダー」で芥川賞、『博士を愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞を受賞。
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紙の本
たいへんおもしろく読みました。
2023/08/04 07:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の子は、どうやって言葉を身に付けていくのだろうということは、子育て中によく頭をよぎったことですが、他の動物たちには思いが至りませんでした。
岡ノ谷さんの説が完璧かどうかは、私にはわかりません。
ご本人も、まだわかっていないことが多過ぎるように仰っています。
しかし、「おわりに」で岡ノ谷さんが言われているように、小川さんの聞き出す能力は抜群だと思いました。
岡ノ谷さんの説明だけでは理解しにくい事柄を、小川さんが尋ねて、言い換えてくれる感じなので、なるほど!と納得。
聴く力というと阿川佐和子さんを思い浮かべますが、阿川さんよりもスーッと話し手の中に入っていき、読み手との橋渡し役だったり、自分も学ぼうとする姿、私は大好きです。
紙の本
人間が言葉を生み出した謎に作家・小川洋子氏と言語科学者・岡ノ谷一夫氏が迫っていきます!
2020/06/21 11:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、人間が言葉を生み出した謎に迫る興味深い一冊です。それも芥川賞作家である小川洋子氏と理化学研究所脳科学総合研究センターで生物言語研究をされている科学者・岡ノ谷一夫氏の二人によってその謎が究明されていきます。同書の内容構成は、「言葉の秘密をさぐる遠い旅へ}」(小川洋子氏)、「言葉の起源をもとめて」(岡ノ谷一夫氏)、「第1部 言葉の誕生の秘密に迫る」、「第2部 言葉とコミュニケーションを考える」、「第3部 心の発生と言葉をめぐって」、「人間が死ぬことは不条理だけれど」(岡ノ谷一夫氏)、「鳥は自分たちの神を持っているか?」(小川洋子氏)となっており、興味深い謎への探求が進んでいきます。