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紙の本
生命式 (河出文庫)
著者 村田 沙耶香 (著)
人口が急激に減り、人類は滅びるのでは、という不安感が世界を支配する時代。死んだ人間を食べながら、男女が受精相手を探す「生命式」が行われ…。表題作をはじめ、著者自身がセレク...
生命式 (河出文庫)
生命式
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商品説明
人口が急激に減り、人類は滅びるのでは、という不安感が世界を支配する時代。死んだ人間を食べながら、男女が受精相手を探す「生命式」が行われ…。表題作をはじめ、著者自身がセレクトした“脳を揺さぶる”全12編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、著者自身がセレクトした脳そのものを揺さぶる13篇。文学史上、最も危険な短編集【本の内容】
収録作品一覧
生命式 | 9−54 | |
---|---|---|
素敵な素材 | 55−78 | |
素晴らしい食卓 | 79−108 |
著者紹介
村田 沙耶香
- 略歴
- 1979年千葉県生まれ。著書に『ギンイロノウタ』(野間文芸新人賞)、『しろいろの街の、その骨の体温の』(三島賞)、『コンビニ人間』(芥川賞)、『消滅世界』『地球星人』『丸の内魔法少女ミラクリーナ』など
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紙の本
裏側
2022/07/06 00:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
逆張り短編集。
あるいは裏返しの。
もちろん村田作品なので、
ただの逆張りだけで終わるわけはない。
個人的ないちばんは「素晴らしい食卓」
普通と常識と、といったキーワードが
ずっと村田作品の核だと思うのだけれど、
理解しやすい形に整えられていた。
何かを取り込むモチーフが多くて、
一枚めくってみたところに真実が、
というようなイメージかな、とは思うけれど、
「真実」という言葉が真実から一番遠いような気がして
言葉は難しいというか小説家ってすごい。
紙の本
宇宙人の視点
2023/07/03 17:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
性と食の常識とか価値観をスクラップ&ビルドした短編集。葬式で故人を食べる文化を題材にした表題作が語り口の優しさと強烈な違和感が混ざりあってなんとも言えない作風に仕上がってる。村田さんは当たり前とされてることを気持ち悪く描くのが巧くて宇宙人の視点に思える。