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- カテゴリ:大学生・院生
- 発売日:2019/07/27
- 出版社: 共立出版
- サイズ:22cm/272p
- 利用対象:大学生・院生
- ISBN:978-4-320-11353-4
- 国内送料無料
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商品説明
統計学と代数学の双方向的な発展を促している計算代数統計。統計モデルに対する計算代数的アプローチについて、これまでの研究成果をもとに解説する。グレブナー基底の理論を整理した付録あり。【「TRC MARC」の商品解説】
1990年代の半ばに現れた「計算代数統計」は,統計学におけるそれ以前の代数学の応用と比較して,グレブナー基底の理論とアルゴリズムを用いることによって,マルコフ基底の計算など,統計学の応用にも直接役立つ代数的な計算を可能とし,また,統計学のさまざまな問題から,代数学,特に可換環論においても新たな理論的展開をもたらし,統計学と代数学の双方向的な発展をうながしてきた。さらに,微分作用素環のグレブナー基底の統計への応用など,現在でも大きな展開を見せている。
本書では,統計モデルに対する計算代数的アプローチについて,これまでの筆者達の研究成果をもとに,マルコフ基底を用いた正確検定,グラフィカルモデルや条件つき独立性,実験計画法へのグレブナー基底の応用などを解説していく。本書を読む上で必要となるグレブナー基底の理論とアルゴリズムに関する基礎事項は,付録としてまとめている。統計理論に興味をもつ学生から,統計科学諸分野に携わる大学院生や研究者など,幅広く役立つ書となっている。【商品解説】
目次
- 第1章 序章
- 第Ⅰ部 マルコフ基底と正確検定
- 第2章 マルコフ基底を用いた正確検定の考え方
- 2.1 2×2の場合のフィッシャーの正確検定
- 2.2 一般の2元分割表の独立性の検定
- 2.3 2元分割表の独立性のモデルのマルコフ基底
- 2.4 離散指数形分布族とトーリックモデル
- 2.5 トーリックモデルのもとでの条件つき分布
- 第3章 マルコフ基底の定義とマルコフ連鎖の構成
- 3.1 マルコフ基底の定義
著者紹介
青木 敏
- 略歴
- 〈青木敏〉神戸大学大学院理学研究科数学専攻教授。著書に「計算代数統計」「分割表の統計解析」など。
〈竹村彰通〉滋賀大学データサイエンス学部教授、学部長。著書に「多変量推測統計の基礎」など。
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