「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
選択しないという選択 ビッグデータで変わる「自由」のかたち
ネットに氾濫する「あなたへのおすすめ」の数々。来たるべき世界はユートピアか? ディストピアか? ビッグデータ時代にふさわしい自由と選択を追い求め、リバタリアン・パターナリ...
選択しないという選択 ビッグデータで変わる「自由」のかたち
選択しないという選択
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ネットに氾濫する「あなたへのおすすめ」の数々。来たるべき世界はユートピアか? ディストピアか? ビッグデータ時代にふさわしい自由と選択を追い求め、リバタリアン・パターナリズムの有用性と問題について考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
ビッグデータが活用されるようになり、企業や政府は商品やサービスのデフォルト(初期設定)を容易に設定できるようになった。だがそれだと、私たちの「選択する自由」はなくなってしまうのではないか? いま注目のリバタリアン・パターナリズム進化させ、サンスティーンは「個別化したデフォルト」という回答を鮮やかに示す。【商品解説】
目次
- はじめに
- 序章 選択
- 第Ⅰ部 人間の行動
- 第1章 デフォルトで決定する
- 第2章 とりあえず選択する
- 第Ⅱ部 道徳と政策
著者紹介
キャス・サンスティーン
- 略歴
- 〈キャス・サンスティーン〉1954年生まれ。ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など。オバマ政権で行政管理予算局の情報政策及び規制政策担当官に就任。著書に「最悪のシナリオ」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年3月号より
書標(ほんのしるべ)さん
著者はハーバード大学ロースクール教授で、専門は憲法や法哲学であるが、リチャード・セイラーとの共著『実践行動経済学』(日経BP社・2200円)も著し、行動経済学の専門家としても知られる。本書ではデフォルト・ルールの有用性を論じている。デフォルト・ルールは自由な選択ができないというデメリットを指摘されるが、人の判断を助ける、誤りを防ぐというメリットがあることを強調する。このデフォルト・ルールにより人々への自由を与える可能性を言及している。
紙の本
膨大な選択に直面する時代
2017/09/02 17:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルイージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
能動的選択とデフォルト・ルールとの対比。自由選択こそが全てにおいて善という主張もある一方で、日々膨大な選択肢に直面する我々が必ずしも能動的選択を望まない場合もある。例えばパソコンの全ての初期設定にデフォルトが無く、全てを選択しなければならないとしたら、必ずしも消費者は喜ばないだろう。しかしデフォルトルールの使い方には注意が必要だ。情報の非対称性により、誘導されることが必ずしも当事者にとっての利益になるとは限らないし、当事者が自由に選択しさえすれば社会全体にとっての公共の福祉に叶うとも限らない。JSミルの自由論と合わせて読むと興味深い。
紙の本
制度、自由論、行動経済学の融合
2020/05/31 22:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
能動的選択、(個別化された、されない)デフォルトルールを対比し、これらの制度設計に関する行動経済学や自由論を絡めて論じていく。デフォルトを設計することの意味、設計の仕方による影響、設計する前提としてどのような情報をどのように取るかなど、検討すべき論点に幅広く触れられていた。他方で、大屋解説も指摘する通り、必ずしも結論部分で踏み込んだ主張があるわけではない