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生ける屍の死(下)
著者 山口雅也
遺産騒動の最中、命を落としてしまったパンク青年のグリン。折しも、死者の甦り現象がアメリカの各地で発生し、彼もまたリヴィング・デッドとして甦ってしまう。霊園を経営する一族に...
生ける屍の死(下)
生ける屍の死 下 (光文社文庫)
商品説明
遺産騒動の最中、命を落としてしまったパンク青年のグリン。折しも、死者の甦り現象がアメリカの各地で発生し、彼もまたリヴィング・デッドとして甦ってしまう。霊園を経営する一族に巻き起こる連続殺人。その真相を、自らの死を隠したまま、グリンは追うのだが――。被害者、容疑者、探偵が次々に甦る前代未聞の傑作ミステリ。全面改稿により今鮮やかに甦る!
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紙の本
本格でありながら、小説としても素晴らしい
2024/02/16 16:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
しっかりと構成された物語は、ちりばめられたピースがはまり美しいラストを迎える。やや冗長であるとの評価も分からなくはないが、全体の評価を大きく損ねるものではないだろう。著者の他作品が復刊されることを期待する。
紙の本
それなりに面白かったが、けっこう散漫な作品
2022/10/23 02:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
着想とプロット、生と死をめぐる考察、全てのピースが回収されてしっかりと嵌まる大団円部分など、「(本格ミステリを)殺そうと思った。抱きしめて殺そうと思った」(391頁)という作者の気宇が見事に果たされた一作。しかし一方で、「死者の蘇り」という前提が、ある種、ルール無視というか縛りを壊し過ぎというか、読み終ってみると却って物語全体としては散漫な作品だったなぁという印象がある。ただ、ミステリー史的には間違いなく押さえておくべき作品であろう。なお、解説を書いた遊井かなめ氏はこの作品を「十歳の頃から通算で百回以上」読んできたとのことだが(同頁)、これには驚愕。
紙の本
めんどくさい
2022/01/28 15:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロジックとしては完全に成立してるんだろうけど、
読んでて面倒くさい。
根本的に面白くないんだよなあ。
自己満足な感じ。