サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 33件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.9
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:20cm/461p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-92728-8

紙の本

二人静

著者 盛田 隆二 (著)

父親の世話、娘の場面かん黙症、夫の暴力、恋人の自殺…それぞれに事情を抱える二人が出会ってしまった。真実の愛には、何ができるのか。リアリズムの名手が、精神の進化に挑む感動大...

もっと見る

二人静

税込 1,980 18pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

父親の世話、娘の場面かん黙症、夫の暴力、恋人の自殺…それぞれに事情を抱える二人が出会ってしまった。真実の愛には、何ができるのか。リアリズムの名手が、精神の進化に挑む感動大作一〇〇〇枚。【「BOOK」データベースの商品解説】

【Twitter文学賞(第1回)】33歳の、同い年の男女が出会った。男は未婚で、認知症の父親の世話をしている。女は、場面かん黙症の娘との2人暮らし。それぞれが恋人の自殺、元夫の暴力と事情を抱えていた−。『本が好き!』連載に書下ろしを加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

盛田 隆二

略歴
〈盛田隆二〉1954年東京生まれ。情報誌『ぴあ』編集者の傍ら小説を執筆し、85年早稲田文学新人賞入選。96年から作家専業。著書に「ありふれた魔法」「あなたのことが、いちばんだいじ」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー33件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

もどかしいながらも、人と人とが通じ合うことにホッとする

2011/03/09 17:35

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

32歳の男女が、介護施設で出会います。
男・町田周吾は食品加工会社に勤める独身で、
認知症を患っている父親を入所させます。

女・乾あかりはシングルマザーで、介護職員。
小学校4年の娘・志歩は場面緘黙症で口がきけません。

これだけでも大変なのに、この二人の運命はさらに重い。
周吾の母親はアルツハイマー病で3年前に60歳で他界。
それまで家のことをしたことのない父親は
やはり何もせず、引きこもり、認知症を患います。
3つ上の姉が一生、面倒をみると言っていましたが
説得して結婚し、転勤先の札幌に在住。
父親のことは周吾の肩にのしかかります。

一方、あかりはDVの夫と離婚。
一時、母子シェルターに避難しますが
介護の資格を取り、自立。
ようやく食べていけるようになるものの、
施設では、普段は見舞いにも来ない家族から
一方的な訴訟問題が起こります。

盛田隆二を読むのは久しぶりなのですが
この重さがどうにも耐えがたい。
さらに周吾やあかりの過去、トラウマが明らかになり
二人の抱えている問題の大きさに暗澹となります。

しかし、それを隠し、強く生きている姿には励まされます。
周吾が携帯のメモ機能を使い
自分の吃音のことを打ち明け、
志歩との距離を縮めていくのに、心からホッとします。

独りよがりの、周吾の父親と人と交われない志歩が
出会ったときから、自然に近付くのですが
このご都合主義がなければ辛すぎる小説です。

なによりもラストがいい。
大きなドラマはありません。
大きな感動もありません。
これからも問題は起こり続けるでしょう。
しかし、それを乗り越える力を感じます。

第1回(2011年)Twitter文学賞受賞作。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

様々なリアルな問題とせつないほどの恋模様、盛田隆二「二人静」。

2011/02/28 19:05

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 Twitter文学賞国内部門で第1位だった盛田隆二の「二人静」を読ん
だ。これが私の初盛田。この人、「リアリズムの名手」と言われてるら
しい。なるほど、これは納得!この小説で盛田は、主人公周吾の父親の
認知症、入院する介護施設の実態、もう一人の主人公であるあかりの元
夫のDVとストーカー行為、さらには娘志歩の場面緘黙(かんもく)症
という病気など、ある意味、現代を生きる人間ならいつ自分や家族の身
に降りかかってもおかしくないような問題をまさにリアルに描いている。
徹底した取材の成果だと思われるが、こんな盛りだくさんの問題を巧み
にストーリーに組み込みながら、無理なく一編の小説に仕立てあげてい
るのは見事というしかない。もう一方のテーマとして周吾のあかりへの
想いがある。彼は父が入った介護施設で介護士のあかりと出会い、いつ
しか彼女に惹かれていくのだ。様々なリアルな問題とせつないほどの恋
模様、このたて糸とよこ糸のバランスが絶妙だ。あかりの娘志歩と周吾
が心を通わせていくプロセスもいい。

 少しだけ個人的な希望を言うなら、この恋の結末はもう少しだけ突っ
込んだものにして欲しかった。だって……。これ、草なぎくん主演のド
ラマで見てみたい。あかりはちょっと地味だけど紺野まひるなどどうだ
ろう?いずれにしてもこの「二人静」、盛田リアリズムを堪能できる読
み応えたっぷりの物語である。

ブログ「声が聞こえたら、きっと探しに行くから」より

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/11/03 13:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/05 12:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/07 13:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/02/01 22:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/02/07 18:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/22 23:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/21 00:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/29 18:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/11 13:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/13 07:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/13 13:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/23 10:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/20 00:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。