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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/12/21
  • 出版社: 国書刊行会
  • サイズ:20cm/316p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-336-07080-7
  • 国内送料無料

紙の本

水の迷宮

著者 種村季弘 (著)

種村季弘の泉鏡花論集成。鏡花作品における水モティーフについてはじめて本格的に論じたと評される「水中花変幻」、ちくま文庫「泉鏡花集成」の解説など、泉鏡花をめぐる評論、エッセ...

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水の迷宮

税込 4,950 45pt

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商品説明

種村季弘の泉鏡花論集成。鏡花作品における水モティーフについてはじめて本格的に論じたと評される「水中花変幻」、ちくま文庫「泉鏡花集成」の解説など、泉鏡花をめぐる評論、エッセー、講演録、対談全16編を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

泉鏡花賞作家の種村季弘が30有余年にわたって書いた、我が国最高の幻想文学作家・泉鏡花を論じる力作評論、エッセー、講演録16編を集大成。
『泉鏡花集成』(ちくま文庫)の伝説的な名解説をはじめ、約半分が今回はじめて単行本に収録される作品。
川上弘美との対談、「鏡花、彼岸の光明」も収載。
装丁、見返しは、小村雪岱の画を使用。美麗愛蔵版。

【目次】
  Ⅰ
水中花変幻
水辺の女
摩耶夫人三相——鏡花・迷宮・金沢
胎児を孕む化物屋敷——泉鏡花『草迷宮』
泉鏡花―水の迷宮
読みたくなる鏡花

   Ⅱ
「泉鏡花集成」解説
1 絵のように美しい物語
2 悪と温泉
3 女の世界
4 洪水幻想
5 迷宮の怪
6 顔のない美女
7 水源の女神
8 女と人形
9 火の女 水の女
10 三人の女
11 芸の討入り
12 ハイカラなピカレスク小説
13 愛と死の戯れ
14 魔の山


   Ⅲ
鏡花再演
言語の受難・言語の解体——三田英彬『泉鏡花の文学』
『海の鳴る時』の宿
三階から上——鏡花の化け物
縮地気妖の怪
玄関のない家

   Ⅳ
泉鏡花と白山信仰
泉鏡花作品に見るオシラ様
鏡花、彼岸の光明 [対談・川上弘美]

解題 齋藤靖朗【商品解説】

目次

  •   Ⅰ
  • 水中花変幻
  • 水辺の女
  • 摩耶夫人三相——鏡花・迷宮・金沢
  • 胎児を孕む化物屋敷——泉鏡花『草迷宮』
  • 泉鏡花―水の迷宮
  • 読みたくなる鏡花
  •    Ⅱ
  • 「泉鏡花集成」解説

収録作品一覧

水中花変幻 7−29
水辺の女 30−34
摩耶夫人三相 35−48

著者紹介

種村季弘

略歴
1933年~2004年。東京大学文学部独文科卒。國學院大學教授。著作集『種村季弘のネオ・ラビリントス』全8巻(河出書房新社)、訳書ホッケ『迷宮としての世界』美術出版社(共訳)、『怪奇・幻想・綺想文学集 種村季弘翻訳集成』(国書刊行会)などがある。

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