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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/04/25
- 出版社: 国書刊行会
- サイズ:20cm/500p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-336-07132-3
読割 50
紙の本
マゼラン雲 (スタニスワフ・レム・コレクション)
著者 スタニスワフ・レム (著),後藤正子 (訳),沼野充義 (解説)
32世紀。人類は史上初の太陽系外有人探査計画に着手、ケンタウルス座α星へ向かうことに。未知の空間へと踏み出した巨大探査船ゲア号を待ち受けているものとは…。レムが長年、外国...
マゼラン雲 (スタニスワフ・レム・コレクション)
マゼラン雲
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商品説明
32世紀。人類は史上初の太陽系外有人探査計画に着手、ケンタウルス座α星へ向かうことに。未知の空間へと踏み出した巨大探査船ゲア号を待ち受けているものとは…。レムが長年、外国語への翻訳を拒み続けた幻の長編を邦訳。【「TRC MARC」の商品解説】
《私は、二百二十七名の一員として、太陽系の外を目指し、地球を発った。計画した目的を果たし、旅が始まって十年目の今、我々はこれから帰還の途に就く》32世紀。高度な科学技術的発展を成し遂げ、内太陽系をも生活圏とした人類は、その能力と野心を一層満たすために、ついに史上初の太陽系外有人探査計画に着手、地球に最も近い恒星であるケンタウルス座α星へ向かう決定を下した。そんな時代に、グリーンランドの小都市で医師の家庭に生まれた少年は、成長期の体験から宇宙航海士になることを決意、この有人探査計画を聞きつけると、遠征隊の審査試験に合格するために研鑽を重ね、晴れて巨大探査船ゲア号に搭乗する選りすぐりの遠征隊員の一員となる。そして迎えた出発の日、宇宙空間をゆっくりと動き出したゲア号は、次第に速度を増し、遥かなる未知の空間へと踏み出していった。暗黒の真空を突き進む旅路の果てにはいったい何が待ち受けているのであろうか?――レムが晩年まで、ポーランド国内での再版と外国語への新たな翻訳を拒み続けた幻の長篇がついに邦訳なる。映画『イカリエ-XB1』原作。【商品解説】
目次
- 序章
- 家
- 青春
- マラソン
- 地球との別れ
- ゲア号
- 真空の庭
- 空間からのお客
- アメタ操縦士
- トリオン
著者紹介
スタニスワフ・レム
- 略歴
- 〈スタニスワフ・レム〉1921〜2006年。旧ポーランド領ルヴフ生まれ。ヤギェロン大学で医学を学ぶ。SF作家。著書に「エデン」「ソラリス」など。
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